契りの刃 〆

契りの刃 〆

匿名さん  2022-05-05 14:12:04 
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“ お相手様決定済み ”


その他の方はお引き取り下さいませ

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  • No.55 by 山崎 勇人  2022-05-26 21:54:25 


……なんだか、恥ずかしいな、それ。

( 相手が自分の健康や幸せを望むなんて言うものだから、なんだか照れくさくなって小さく笑いながらそう呟く。
口元は緩みっぱなしのようだが、真意にそう言っているのは伝わってきて、それがまたなんだか歯がゆかった。
また、自分も手を合わせて食事を頂こうとした時、聞こえてきた提案に驚きつつも、再度申し訳なさそうにしながら問い返す。)

…本当にいいの?

……俺、“普通”になりたかった。それが、望み。
だから、今こうして友達とご飯囲っていたり、弁当作ってもらえるなんて、とても嬉しいよ。

( 問返してから、先程の質問に答えるようにして静かに言葉を続けると、持ち上げていたスプーンを一度下ろして、左腕にそっと触れて軽くかいてしまう。
幼少期から、一般的と言う言葉からは程遠い境遇にあり、それ自身が自分にとっての当たり前になっていた。なので、こうして楽しい時間があるなんて昨日ね時点では想像もしていなかったし、「 ありがとう 」と改めて礼をいえば相手の瞳をじっと見つめて )



( / いいですねー!
確かに、毎日食事を共に、なんてもはや夫婦ですから(?)←

合っています!完膚無きまでの把握ありがとうございます* )

  • No.56 by 五條 郁海  2022-05-26 23:13:40 


親友が幸せなら嬉しいし、もっと親しくなりたい。だから勇人の分の弁当も明日から一緒につくるな?

(食べていた手を止め、左手に触れる相手の手へ伸ばすと優しく触れながら瞳を見詰め返し、恥ずかしそうに照れながら心情を打ち明けて。
左手に触れる仕草を何度か見ているので気になっていたのもあり、思わず触れてしまったがそのまま摩るように優しく触れ続けて)

勇人は〝普通〟なのに。俺と何が違う?こうやって勇人と話すの俺、大好きだからこれからもずっと親友でいて欲しい。
何なら夕食だって毎日一緒に食べないか?ひとりだから勇人と毎日食事できたら嬉しいんだ。眠くなったらそのまま泊まったっても構わないし。勇人と家族みたいな……そういう親しい存在になりたい。





───
ありがとうございます!
目指せ夫婦ですね!早速愚息から食事の提案させました。最初は食事して泊まったりと半同棲から始まり、大学卒業したら本格的に二人で同棲生活を始めたり。夢です!

勇人くんからお願いの後、そのまま再び愚息の部屋へ泊まって行ってください!きっと愚息は一晩勇人くんを離さないと思うので!!← )

  • No.57 by 山崎 勇人  2022-05-27 09:16:03 


…郁海は、本当に欲深いな。

( 手に触れられると、左腕をかいていた動きを辞めて、無意識にやってしまうその癖を改めて恥じてしまう。それでも、優しく触れられるものだから、不思議といつものような自身への嫌悪感は減っていた。
そして、自分を普通だと言ってくれるその言葉に、乾いたように笑いながら小さく礼を言うと、先程彼自身が言っていたように、確かに欲が多いなと続けて見せた。だが、それは決して嫌なことではなくて、寧ろ彼から向けられた欲は、自分にとっては心地の良いものであった。)

……ん、美味しい。

( まだ、彼の望むような人物であるという自信は無いため、否定もしない代わりに肯定もしないが、カレーを一口食べて発せられた言葉には、どことなく明るさが混じっていた。
誰かと食べると言うのはなんだか緊張するが、それよりも安心感が相まって、サラダやカレーを次々と口の中で頬張っていく。)



( / 素敵な夢ですね!実現できるように頑張りましょう←

ありがとうございます!
この自己嫌悪の塊も少しずつ明るくなっていくことでしょう*
お言葉に甘えてお泊まりいきますね! )

  • No.58 by 五條 郁海  2022-05-27 11:59:07 


勇人に言われるとちょっと恥ずかしいな。
俺はそこまで欲深かったのか。

(相手の口から直接言われてしまうと落ち込みはしないが欲深さをどうにかしないと、と悩みつつも恥ずかしさもあり腕から手を離し。
それから食べることに専念してスプーンを動かし食べていたが、聞こえた声から明るさが混じっていたので己のことを警戒せず、安心してくれているのだろうか。そう考えると嬉しくなり心の中でにやけながらカレーを完食し、デザートのフルーツゼリーを食べながら相手の頬張って食べる姿に癒されており)

美味しそうに食べてくれるからその姿に癒されるし、嬉しくて勇人が食べたい料理をたくさん作ってあげたくなる。






───
勝手にひとり盛り上がり提案してしまいましたが、大学卒業後とか同棲の案は平気でしたでしょうか?

勇人くんの裏のお仕事に気づいてしまった後のお泊まりはきっと、ずっと勇人くんを抱き締めて離さない姿が浮かびます。ベッドで一緒に眠る時も離さずに。頭でわかっていてもきっと、勇人くんがどこか遠い場所へ行ってしまうような気がして愚息は心配なのかもしれません!

  • No.59 by 山崎 勇人  2022-05-27 20:39:08 


それなら、色々作ってもらうのも、いいかもな。

( 食べている姿を見られるというのは、やはり恥ずかしい所もあるが、相手の言葉に返答しながらやはり悪くはなかった。
此方も暫くしてカレーを食べ終わり、デザートに手をつけながらも、そういえば、と不思議に思っていたことを口に出す。)

俺…普段はその、気配を消しているんだ。入学した時からずっと。元々影は薄いし、俺をはっきりと覚えてる人って未だにいなくて。
だから、郁海は、俺にとっては特別だ。

( 入学した後から、一目見て記憶してくれていたと語っていた相手だが、そもそも、そのように自分のことを記憶している人は果たしているのだろうか。
仕事上、そして癖のようなもので、気配を消し、人の記憶に残ることに抵抗を持ち自ら避けてきた事なのだが、彼はそれをものともせず、こうして目の前で笑ってくれている。
誰かに覚えていてもらう、好いてもらうというのは、自分が思っていたよりも居心地がよく、求めても良いものなのかもしれない。)



( / 全然大丈夫ですよ!
むしろ、色々と提案してもらえて有難いです!

ずっと離さないでやってください←←
こちらもたくさん甘えてしまうような気がします。たくさん心配をかけてしまうかもしれませんが…郁海くん、どうかいつまでも勇人を見捨てないでやってください() )

  • No.60 by 五條 郁海  2022-05-28 19:51:14 


気配を消せるって簡単にできることではないから勇人はやっぱり凄いや。
俺はきっとあれだ。好きな人を目で追ってしまうやつ。それだから勇人から目が離せなくなって、はっきりと覚えていたのかもな。

(気配を消せるという告白に驚くと、自分にはできない特技に尊敬の眼差しを向けて興奮し。一目惚れに近い感覚て目が離せなくなる。こうやって親友になる前キャンパス内で何回か姿を見たことがあり、廊下で通り過ぎたりもした。
懐かしむようにしみじみしながら思い出していると"特別"という言葉が聞こえ、嬉しさからだらしなく口元緩ませ「勇人の特別になれて嬉しすぎるんだけど」ゼリーを食べるペースは早くなり完食してからは相手の食べる姿を愛おしみ)

そうだ。今度からお昼も一緒に食わないか?
俺は大体一人で食べてるから、気遣う必要もないし。講義が違ったら場所を決めて待ち合わせして一緒に食べたり。




──
本当ですか!?良かった!
トピ主様も遠慮なく気軽に提案して下さって構いませんからね。

はい!勇人くんを永遠に離しませんからね!←←
愚息にたくさん甘えちゃって時に心配かけてくださいな!そうやって愛を育んでいきましょう!!

  • No.61 by 山崎 勇人  2022-05-29 09:31:27 


…まぁ、ただの癖だけど。

( 尊敬するような眼差しを向けられれば、上記を述べて誤魔化すが、その後に「 また、そんなことを言って 」なんて小さく笑いながら返答する。
相手の言葉は真っ直ぐで、卑屈に染まりきってしまっている自分の胸には痛すぎるほど素直だ。それでも、ああいって貰えることは有難い事であり、自然と笑みも増えていく。今だけは、普通に慣れているような気分だ。)

うん、いいけど。
……あ、それなら。

( こちらも次いで夕食を食べ終わり手を合わせていると、相手からの提案に少し考えてから頷く、お昼まで一緒にいるとなると彼の周りからの印象がどうなるか心配にはなるが、口にすると返って気を使わせるのはだんだんと分かってきたので、ここは自分も素直に同意する。
そして、思い出したように携帯を取り出せば 「 連絡先 」と一言。今日の帰りのように、いちいち相手に待ってもらう訳にもいかず、連絡先を交換していなかったことに気づいたようだ。 )



( / はい。ありがとうございます!

そう言ってもらえて勇人は幸せ者です()←←
今はまだ遠慮気味な勇人ですが、後々は郁海くん一筋な、どでかいワンコになりそうな予感がします← )

  • No.62 by 五條 郁海  2022-05-29 10:43:33 


これでいつでも勇人へ連絡できるな。
たまに通話もしていいか?

(連絡先について言われるまで忘れていたようで携帯取り出すと、お互いの連絡先を知る事ができた。嬉しくて早速“ありがとう”という犬の可愛らしいスタンプを送信。
様子から食べ終わったようで四角いトレーに食器類を重ねて置き、全て乗せたらキッチンのシンクへ。予洗いしてから後は全て食器洗浄機におまかせを)

…そうだ。勇人はどんなゲームが好きなんだ?
せっかくだから勇人が普段からプレイしているゲームをしてみたい。

(軽く手を洗い冷蔵庫からハイボール缶とグレープフルーツの缶チューハイ二本取り出したら「そろそろゲームするか?」声を掛けてからリビングへと移動。
テーブルへ缶を二本置き、TVのスイッチONにしてゲーム機も起動させたり準備が整うとコントローラー持ってソファへ座り)






───
どでかいワンコくんを想像したら愛おしくてたまりません!! 今後もし、ワンコくんになったら勇人くんの方から抱きついてきたりしますか?!

  • No.63 by 山崎 勇人  2022-05-29 16:45:29 


…勿論。

( 通話もしていいかと問いかけてくる相手に、送られてきたスタンプを見てクスッと口元を緩ませながら返事をした。
そして、隙もなく食器類を片付けてくれる相手に慌てて礼を述べると、何か手伝えるないかとついて行く。
しかし、食洗機があったらしく、後片付けもパパッと済ませてしまう所を見るに、手際の良さに再度感動する。)

俺は、アクションゲームとか、シューティングゲームとか、よくやるかな。
ナイフとか、銃とか、格闘系とか、得意だから…。

( 相手からの質問に答えつつ、自分なんかが手伝えることは特に無かったなと大人しくリビングへと戻っていれば、酒も受け取って、相手の隣へと腰掛ける。
次いでコントローラーも受け取れば、画面に映るゲームを見て、それだと指を指す。ゲームの世界では、現実では出来ないことも簡単に出来る。それこそ、物騒な事も。これらのゲームをしていると、自分が成しえている事も現実ではないのでは、なんて浅はかな思いになるのだ。 )



( / します!全然します←←
むしろ、全力で守りますし、甘えるだろうなと思います()
…なんか、過保護な嫁になりそうですね←← )

  • No.64 by 五條 郁海  2022-05-30 19:14:56 



なるほどな。俺はシューティングゲームは苦手だから勇人はやっぱり凄い。
なら今回は俺も得意なアクションゲームで勝負しないか?

(アクションゲームは幸いにも得意だったらしく自信満々な様子で提案し、ハイボール缶のプルタブを恰好良く片手で開けると一口飲み。
プレイするジャンルが決まると早速そのゲームを開始させ、互いに熱中すると勝負は白熱して盛り上がりを見せ)








───
わ~!守られる姿と甘えてくる姿を想像したらキュンキュンしてしまいました!!
過保護な嫁最高じゃないですか!無意識に嫉妬したり、独占欲強いとなお良しですよ!

  • No.65 by 山崎 勇人  2022-05-30 20:12:34 


( ゲームジャンルの提案には 「いいよ 」と受け入れ、片手で酒缶を開ける相手わや横目でちらりと覗いては、自分も開けて一口飲む。普段から飲む方だと言っても、最近はあまり飲んでいなかった為になんだか久しぶりだ。
軽量のキャラクターを選べば、華麗な身のこなしで相手へ技を繰り出し続け、相手も負けじと攻めてくる。
これまではただ一人黙々と有り余る時間を潰すように、目に見えない対戦相手と戦っていたが、今は他愛の無い会話をしながら、隣に座る友人とこうしてゲームができてとても楽しいのだ。

…ゲームは、現実では起こりえないこと、やっては行けないことが出来る。だが、自分の場合、そんなゲーム内でしか起こりえないようなことを、この手で実現させている。
それこそいつか、今操作しているキャラクターのように、彼を、彼自身を、傷付けることになったら__? )

………ぁ、!

( 突如として自分のプレイ画面が真っ暗になり、敗北を知らせる音楽と共にゲーム画面がリセットされた。
白熱した画面を見つめながら、余計なことを考えていたせいか、操作を誤り隙をつかれてやられてしまったらしい。
負けちゃった、と小さく笑いながら肩を竦めれば、酒をもう一口飲んで先程の思考から意識をそらす。)



( / 最初はどんな風に心を開いていくんだろうと私自身も思っていましたが、この調子だと、すぐに郁海くん一筋になって、それこそ独占欲も増し増しになると思います←
おそらく、どちらかといえばメンヘラ気質なので() )

  • No.66 by 五條 郁海  2022-05-30 20:51:02 


(慣れているだけあって相手は想像以上に手強く簡単には勝たせてくれない流れで。技を出して粘りに粘って最後は粘り勝ちという結果になった。心の内側は粘り勝ちではなく華麗に勝利したかったが、親友とこうやって隣り合わせで勝負できるのが何より嬉しいのか一人でプレイする時よりも遥かに楽しくて。
勝敗が着き願いはどうしようか悩んだ結果、今一番の願いはやっぱり、大切な親友と出来る限り長く一緒に居る事で。その願いを瞳を見ながら素直に伝えコントローラーをテーブルへ置くと最初は横から優しく抱き寄せていたが、抱きしめる力は強まって)

さっき話した俺の望みは……勇人と食事してこうやってゲームしたり、お泊まりがしたい。勇人が嫌でなければ毎日泊まって欲しいくらいだ。





───
えっ、一筋可愛いすぎる!?独占欲増し増しな勇人くん今から楽しみにしていますね!!
両想いになったら勇人くんのお部屋でお泊まりしてみたいです。ちょろい愚息なのでメンヘラな勇人くんも愛おしすぎて離しませんよ!

  • No.67 by 山崎 勇人  2022-05-30 21:08:03 


……え、キミの、望み?…俺が?

( 更にもう一口酒を含もうとした時、横から抱きしめられ思わず片手で持っていたコントローラーを落としてしまう。
彼のパーソナルスペースの狭さやスキンシップにはもう驚かないかと思っていたが、今回ばかりは一味違うようで、段々と抱きしめられる手に力が入っているのが分かる。
おまけに、先程話していた望みが、まさか自分と過ごすことだなんて思いもしていなかったようで、少し戸惑い気味に上記を述べる。
零さぬようにと酒缶を静かにテーブルへと置けば、髪の毛の隙間から見える相手の顔をじっと見つめて、目を細める。)

……そんなの、俺でいいならいくらでもする。
来ていいなら、いつでも来るよ。

( こんなの、自分によっても嘘のように嬉しい話で、本当にこんな望みで良いのかと心配になるが、優しく抱き締め返しながら小さく呟いた。
誰かに求められるというのはこんなにも喜ばしいことなのだと、彼は初めて教えてくれた人だから、自分もできる限りは傍にいたいと思ってしまった。それこそ、ゲーム中に過ぎってしまった思考を簡単に忘れされるくらいには舞い上がってしまっていた。)


( / はい!ぜひぜひお楽しみに←←

では、自室も綺麗にできるよう頑張らなければ。。
このコンビの未来が楽しみですね* )

  • No.68 by 五條 郁海  2022-05-30 21:37:44 


ありがとう勇人!毎日来て欲しいから後でスペアキー渡すな?

(戸惑う様子に首を傾げていたが、呟かれた内容は己からしたらとても嬉しくて下からふにゃっとまるで犬を彷彿させるような笑みで見上げつつ楽しげにスペアキーの話を。
この幸せな時間がずっと続きますようにと心の内側で願いつつ抱き締めていたがもっと甘えたになり。これを言ったら困らせてしまうと思いつつも、この雰囲気なら許してもらえそうだと一か八か賭けてお強請りしてみた)

なあ、勇人……キスしたい。






───
愚息は勇人くんの部屋へ行けるだけで嬉しいので気にしませんよ!
ハッピーエンドとわかっていてもこの二人の未来はどうなるのか気になりますよね!
今回ちょっと勇人くんに甘えてみましたが、果たしてどんな結果に!?ゲームそっちのけでいちゃいちゃしてしまうのか!

  • No.69 by 山崎 勇人  2022-05-31 12:58:02 


( スペアキーを渡すと言われれば、いいのかな、なんて思いつつもやはり嬉しいもので、素直に頷けば緩く口元を微笑ませた。
しかし、次に呟かれた相手の願望を聞けば、途端に色白の頬は赤くなり、目を逸らす。
先程は急だったため防ぎようもなかったが、こうやって改めて言われてしまうと恥ずかしくてどうしたら良いか分からない。
それでも、此方を優しく抱きしめ甘えたように見つめてくる瞳をちらりと見てしまえば、うぅ、と戸惑ったような小さな声を上げながらも、相手の綺麗な髪にさらりと手を触れて)

…、……。

…ごめん、これが限界。

( そっと相手の額に当てた唇を離せば、再度そっぽを向きながら小さく小さく呟いた。)


( /そう言って貰えて安心です←
きっと、郁海くんに掃除して貰うんだろうなぁ…()

どんどん甘えて下さいな*
いちゃいちゃも大歓迎ですので←←←)

  • No.70 by 五條 郁海  2022-05-31 15:05:41 


……ありがとうな。勇人の方からキスしてくれて嬉しすぎる。

(白い肌が赤く染まる其の姿に胸が熱くなり、戸惑いながらも額へ唇の接触は相手の方からというのが大きくて強い力で抱き締めながら耳許で囁く。
愛おしいという感情で心が埋め尽くされて高まると、優しい力でソファへ押し倒す。戯れるように服から覗く白い首筋へ顔を埋めては、啄むように優しく何度も肌へ唇を接触させ。時々軽く吸い付くなどして刺激を与えつつ言葉を囁き)

勇人が俺の服を着ているとさ、何だか彼女が彼氏の服着ているみたいで嬉しい。
…この白い肌を真っ赤に染めあげたくなる。





───
掃除した後はご飯もつくりますからね!
勇人くんの為ならと張り切りそうな姿が目に浮かびました!

甘えを通り越して勇人くんを襲うという!
身の危険を感じたら殴って止めちゃってくださいね!

  • No.71 by 山崎 勇人  2022-05-31 18:49:11 


( 照れくさくてそっぽを向いたまま、気が付けば優しく押し倒されており、驚いたように瞬きを繰り返す。
髪の毛の間から覗く相手の顔が、とても愛おしそうに此方を見下ろしているものだから、だんだんと胸の鼓動が速くなるのを感じる。
胸元に顔を埋められれば、度々眉をピクリと動かしつつ、息が洩れる。)

…ちょっ、…郁海ッ!
げ、限界なんだって……。これ以上は俺、恥ずかしすぎる…。

( ふと、我に帰れば、顔を真っ赤に染め上げたまま、後ろに左肘を立て上半身を起こしつつ、右手で軽く相手の胸元を押し返した。顔から火が出るとはこのことか、と思うほど、全身が暑くて堪らない。ほんのりと首筋に赤い印を残しながら、それでいて止めてしまったのを申し訳なさそうにしながらも、ちらりと相手の顔を覗き込んで。 )



( / 確かに浮かびますね!それもまた楽しみです!張り切る郁海くん可愛い…。

すみません…このままいってしまうのも良かったのですが。。流石にまだ、勇人の性格上耐えきれないかと思い今回は止めさせて頂きました←
サイトの規約上、行為の描写が書けないのは残念ですが、いざその時になれば、必殺 事後作戦でいきましょう() )

  • No.72 by 山崎 勇人  2022-06-01 19:13:35 

( 埋まってきたのであげておきますね!)

  • No.73 by 五條 郁海  2022-06-01 20:27:54 


……限界なのに迫ってごめん。
無理やり勇人に迫ったりしないから。体調は平気か?
(胸元を押し返されてやっと我に返れば額へ軽く唇を押し当てから離れ、隣に座り直す。
申し訳なさそうな感じで覗き込まれると安心させるように笑顔で覗き返し、優しく頭ぽんぽんと撫でつつ先ずは謝罪をしてからほぼ無理やり迫ってしまったので体調気遣って。
先程のもあり無性に相手に触れたい気持ちを抑え込むようにして、煽るようにハイボールを摂取していき一本飲み終わり。二本目を飲もうと立ち上がると二本目どうするか尋ね)
勇人はどうする?二本目持ってくるついでに酒を持ってくるから。ハイボールとレモン、グレープフルーツの缶チューハイしかないけど。







───
愚息は部屋を綺麗にしてそのままお泊まりしてしまいそうな気がしてきました!

いえいえ!勇人くんが止めてくれたおかげで愚息を反省できましたのでありがとうございました!遠慮なくいちゃいちゃできる日を楽しみにしております!!

  • No.74 by 山崎 勇人  2022-06-02 19:21:13 


……平気。
ちょっと、驚いただけ。

( 優しく頭に触れられれば、目を細めて上記を返す。体調的にはなんの問題もないし、どちらかといえば羞恥心と驚きとが入り混じり、心理的に動じただけであった。
しかし今考えれば、肩や脚の傷を見られなくて良かったと僅かながらにホッとして。左手の傷も生々しいが、その他は標的となった相手から付けられたものであり、生死がかかった壮絶な痕跡である…それもそのはずで、標的も生死をかけて反撃してくるのだから無理も無い。まぁ、大分昔の傷だが。

此方もゆっくりと残りの酒を飲み干せば一息ついて、立ち上がる相手を腰掛けたまま見上げ 「 グレープフルーツかな 」なんて問いかけに答える。

酔いまではまだまだ至らないが、少しアルコールの回った思考でぼんやりと相手の部屋を再度見渡せば、今自分がここに居ることが改めて不思議でならない。
しかし、今は深く考えることはせず、その状況に甘んじるよう2本目の酒を受けたり、そのまま長い夜の時間は更けて行くのであった。)



( / もはや、一緒に寝ることが当たり前になりそうですね!泊まるか否かの確認をせずとも、自然と寝床につく、みたいな…←←

ありがとうございます! )

  • No.75 by 五條 郁海  2022-06-02 20:51:21 


(5本目のハイボールを飲み終えた所までは覚えていたがそれ以降は眠ってしまったからか、記憶は曖昧だった。
陽が昇ってカーテンの隙間から差し込む光の眩しさに薄らと瞼が開かかるが眠気が勝っているらしく再び瞼は閉じられ。
飲みながら眠ってしまったのできっと今いる場所はリビングのソファだろう。飲みながらそのままソファで眠ってしまうことはよくあるらしく、寝返りをして何か柔らかいものに触れた気がしたが気にする素振りを見せずにそのまま優しく抱き寄せて。それはまるで抱き枕のように扱われ、寝顔は穏やかで安心しきっており。時々寝言で相手の名を呟いて)

………ダメだって、勇人。





───
その関係は理想的ですね!
確認取らずにそのまま泊まるのが当たり前となり、何ならそのまま何も言わずに2人で暮らしちゃったり。 部屋に何が置いてあるのか覚え、その部屋に2人で住んでいるのが自然になりたい!!

勇人くんを勝手に抱き枕扱いにしてしまいましたが平気でしたでしょうか?

  • No.76 by 山崎 勇人  2022-06-02 23:59:41 


( 眩しい朝日に眉をひそめ、小さな呻き声を上げながら目をゆっくりと開ける。いつも見ている天井や壁と同じだが、その他に見える物は全て自室とは変わっていて、思わず脱力していた体に力を入れて背筋を伸ばす。
辺りを見渡せば、目の前のテーブルにはコントローラーや酒缶、グラスが置かれ、隣には彼が心地よさそうに眠っているのが視界に入った。
そのまま寝てしまったのか、と理解すると、深く息をついて再度ソファの背もたれへと身を委ねる。酒も大分飲んだ気もするが、二日酔いなどは全くなく、どちらかといえば睡魔が優勢だろうか。

大きな欠伸を1つして、同時に伸びを終えると、隣で寝返りを打った相手から引き寄せられて情けない声が出る。)

……、郁海?

( ボソリと名を呼ばれた気がして、小さく声を掛けてみるが返事はなく、 どうやら寝ぼけているらしかった。その様子にクスリと微笑めば、その穏やかそうな寝顔をみて思わず此方も優しく抱き寄せ返す。大きな差はないが、やはり少しこちらの方が身長が高い分収まりよくてなんだか可愛らしく思えてしまう。 )



( / いいですね!ぜひそこの描写をかけると良いですね*

全然大丈夫ですよ!お気になさらず!どんどんお好きにロル回しちゃってくださいな )

  • No.77 by 山崎 勇人  2022-06-04 08:55:18 


( あげです )

  • No.78 by 通りすがりさん  2022-06-04 10:04:44 

支援上げ

  • No.79 by 五條 郁海  2022-06-04 18:33:28 


(人肌の温もりを感じて再び瞼が開かれるもまだ完全に頭は覚醒しきっておらず、寝ぼけているのか相手から抱き締められていることに気づかず無意識に身体を縮こませると相手の身体に収まり。
寝起きは良い方なのだが飲みすぎた翌日は決まって目覚めるのが遅く、瞼は薄ら開かれてはいるがそれ以上開ける気は無いらしい。強めの力で抱き寄せると胸元に顔埋め寝ぼけながら言葉を発して)

もしかして俺……勇人に抱き締められてる?




───
いつもお待たせしてしまってごめんなさい。
起きた後について御相談させてください!
急な仕事で勇人くんが行ってしまうまでの間、こんなことがしたいなど希望ありますか?

  • No.80 by 山崎 勇人  2022-06-04 19:11:00 


( 相手を抱き締めたまま、再度ゆっくりと目を閉じて寝てしまおうかと思っていた時、突如として胸元から声が聞こえて、その恥ずかしさに思わず両手を離してしまう。 )

いや…っ、あ、抱き締めたけど、そうじゃなくて…
違ッ、そうじゃないというか、その、あの……

…………お、おはよう。

( 自分から抱き締めたという事実が何だかこそばゆくて、一生懸命に弁解しようとするがなんだかそれも空振っているような気がして、兎に角、早口で言葉を並べたあとにどうしようもなくなってしまい、一つ息を吸えば、諦めたように小さく笑って、恥ずかしさを誤魔化すように挨拶を述べた。
一気に眠気が覚め、同時に身体中が暑くなってしまい、変な汗にベタつく髪を額から拭いながら、胸元にある相手の顔をちらりと覗き込んで様子を見る。 )



( / 大丈夫ですよー!

そうですね…夕飯もご馳走になってしまったので、昼食ぐらいはお任せ下さい!といっても、勇人の家事能力の皆無さを一度見ていただくのも良いかと思いまして←
夜のシリアス展開までは少しコメディ感をいれておこうかと…。
その後、ゲームして、お仕事の下りは如何でしょう? )

  • No.81 by 五條 郁海  2022-06-04 20:52:28 


(頭上より声が聞こえその反応から夢でないと知り、目が覚める。上を向いて顔を向けると寝ぼけ眼でふにゃっと柔らかな笑みを向けつつ抱き締められて嬉しかったので挨拶から始まり、素直にその気持を伝えて)

……勇人おはよう。
俺は勇人に抱き締められて嬉しかったぞ。恥ずかしくないと思えるようになったら、遠慮しないで抱きついてきて欲しいくらいだ。

(そのまま抱き締めつつ頬へ優しく唇押し当てたなら唇を直ぐに離して。寝起きでまだぼんやりとしているが至近距離に相手がいるというのは理解しており、相手の体温が心地よすぎるのもあってまだまだ離す気はまだないようだ)





───
ありがとうございます!

勇人くんの家事能力について気になったり、お言葉に甘えまして昼食作りをお任せ致します!
夜のシリアス展開まではコメディ路線。ゲームの途中で勇人くんに仕事の依頼が入ってしまい、気付かれぬように尾行する→現場目撃し、背格好からその人が勇人くんだと気付いてしまう。流れはこんな感じでしょうか!

  • No.82 by 山崎 勇人  2022-06-04 21:20:17 


………、うん。

( 寝ぼけた柔らかい笑顔を向けられれば、なんだか拍子抜けして静かに頷きながら返事をする。
相手のペースに呑まれ、すっかり此方も口元が緩みやすくなっているようで、安心したように強ばらせていた肩の力を抜いて相手の髪に触れる。
頬に口付けを落とされれば、また一瞬体を硬直させるも、尚も抱き締めてくれる相手がなんだか愛おしくて自然と彼の背に腕を回してしまう。
そして、そのまま釣られるようにして目を閉じる。

_眠りには着かずとも、それからどのぐらいゴロゴロと過ごしていた事だろうか。いつの間にか更に日は高くなり、お昼前程度に時間は経過していたようで。)

……郁海、お腹、減ってない?
俺が台所使ってもいいなら、お昼、作ろうかと思うんだけど…。

( 瞳をゆっくりと開けながら上記を述べると、そのまま脱力していた上半身をやっと起こして、起きているか定かではないが相手に問いかけるように首を傾げた。 )



( / 了承頂きありがとうございます!

はい、そのような流れで行きましょう! )

  • No.83 by 五條 郁海  2022-06-05 10:42:38 


(たくさん睡眠できてやっと覚醒したのか再び声を掛けられると今度はしっかりと瞼開き、続けて上半身起こすと一度軽く伸びを。
空腹の合図がお腹より鳴り響き、手料理を食べられるという機会がこんなにも早く訪れるとは思わず笑顔で食いつくと、至近距離からそのまま手を握ってしまい)

空腹の限界で勇人の手料理食べたい!
冷蔵庫に卵、野菜、肉とか一通り材料は揃っているから好きに調理して構わないぞ





───
わかりました!
こちらでもたくさんお話ができて嬉しくてついずるずると続けてしまい。良い頃合いですので一旦話に区切りをつけますね。
何かありましたらお気軽に呼んでください!すぐに駆けつけますので!

  • No.84 by 山崎 勇人  2022-06-05 11:36:53 


…ありがとう。

あ、でも、本当に料理は苦手なんだ。
だから、期待はしないでね…。

( 冷蔵庫のものを使って良いと言われれば、それに対しては礼を述べつつ、そして食い付くように手を握ってくれる相手には、良からぬ期待を抱かせる前に断っておこうと上記を述べた。
何度も口に出していたかもしれないが、幾分家事は苦手で、自室を相手へ見せれば話は早いかもしれないが、その中でも料理は特に苦手だ。なのに、どうして作ろうか なんて提案したのかは自分でも不思議だが、何か昨日からのお礼になればと思ったのだ。

兎にも角にも起き上がって、手を洗い、台所へと立つ。冷蔵庫の中身を拝借すれば、とりあえず卵焼きと野菜炒めぐらいならばなんとかなるだろうかと材料を恐る恐る手に取って。
作っているところを見られると恥ずかしいので、相手には待っておくようにお願いはしたが、それでも不安には変わりない。)


__お、お待たせ。

( 時間にしてはさほど長くは掛からなかったが、下を向いたまま配膳にやってきたその姿は完全敗北をしたように、いつにも増して猫背になっていて。
だし巻き玉子になり損なった卵の塊と、切る大きさもバラバラで混ざりきっていない不完全な野菜炒めがそこにあった。幸い、食べられないこともないのが救いだろうか。
作っている時から、こう見えて脳筋なので、卵は潰れるし包丁は落とすし切り方は雑だしと、台所は正に修羅場であった。)



( / 了解致しました!
此方も、また相談等ございましたら声を掛けさせて頂きますね! )

  • No.85 by 五條 郁海  2022-06-05 12:12:05 




(苦手なのに頑張って挑戦するその心意気に感動し、待っているよう言われてしまったので一緒に料理をしたいという気持ちを何とか抑え込み。キッチンの方から色々な音が聞こえてきて、何かが床へ落下したような落下音には思わずソファから立ち上がってしまい。
音がしなくなり静かになると完成したのではないかとキッチンへ行こうとした時、料理する前とは明らかに雰囲気の違う相手の姿を見て何となく想像がつき)

料理は見た目や味ではないよ。作ってくれた人のその気持ちが大切だから、と俺は考えている。

(トレーを受け取りテーブルへ置くと作ってくれたその気持ちが何よりも嬉しくて、見た目や味は関係なかった。優しく頭を撫でてからソファへ座り直すと先ずは卵から食べようと箸とお皿を持ち「いただきます」挨拶をして、塊になった卵を口へ運び一口食べてみる。しょっぱくもなくシンプルな味付けだった。好みの味に表情から嬉しさが表現され美味しそうな笑顔で箸は進み。最後の一口を飲み込んだなら箸をお皿に置き、感想を伝えようと相手へ視線向けて「卵焼きの味付け、俺好みで美味しかった。俺だって最初から美味く作れた訳じゃない。正直に話すと俺が初めて作った時は見た目はかなり酷かったし、味も美味しくなかった。」自分の失敗を苦笑いしながら話すと真剣な表情で)

同じになってしまうけど、料理苦手なのに頑張って作ってくれたその気持ちが何よりも嬉しい。願わくばこれからも勇人の手料理を俺は何回でも食べたい。

  • No.86 by 山崎 勇人  2022-06-05 12:47:27 


( 自分の手料理を口に運ぶ様を見て、傍で正座しながらドキドキと心配そうに見守って。殻は入っていなかっただろうか、変なものを入れてしまってないだろうかと不安は尽きない。
しかし、口にした相手が嬉しそうに笑顔になるのを見て、心の底から安堵したように此方も肩の力を抜く。
味付けが好みに合っているようで良かった、と息を吐けば、やっとのこと自分も箸を持つ。)

…そう言ってもらえて嬉しいよ。
少しずつ、練習しないとな。

( 見た目や味ではなく、気持ちだと何度も言ってくれる相手に、頷きながら少し表情を和らげて返答をする。確かにその通りだと思うが、まずはそう思える度胸からだな、なんて心中で呟けば、それでも喜んでくれる相手にまた作ってあげたいと思えるのもまた不思議で。
相手も何回も食べたいと言ってくれているし、練習しないと、と肩を竦めながら笑えば、自分も箸を進めて行った。)

…まぁ、リベンジ、という程ではないけれど、また、ゲームもしようよ。
今度は俺、勝つから。

( 優しく言葉を掛けてくれる相手に気分も上向いたようで、料理のリベンジと昨日の敗北のリベンジの意も若干込めつつ、再度ゲームもしようと提案してみる。)

  • No.87 by 五條 郁海  2022-06-05 13:22:09 



今度は俺と一緒に料理してみない?
勇人と一緒にキッチンに立つのが夢だからさ。

(野菜炒めも美味しく完食するとお皿を綺麗に空っぽにし。お皿を重ね合わせ箸と一緒にトレーへ置くと期待しているのか笑顔で見詰めつつ返事待ちを。
食事後の予定も決まるとリベンジに燃え上がったのか単純な性格なのもあり即答で。
食器類を洗浄機で任せている間にシャワー浴びたり服を着替え、何時もの姿で相手の前に現れてはソファへ座り。
前回は勝たせてもらったが今回も負けるつもりはないと意気込みながらコントローラーを手渡して)

今回どのゲームをプレイするかは勇人が決めてくれないか。その方が面白くなりそうじゃん

  • No.88 by 山崎 勇人  2022-06-05 13:46:42 


( 相手が美味しそうに完食してくれる嬉しさと気恥しさに浸りながらも、此方も黙々と食を進めていき、今度は一緒に料理をしようと提案してくれる相手に対しては、同意を示すように頷き目を細めて微笑んだ。
料理を上達させたければ相手に習うのも良いかもしれないし、何より誰かと料理をするというのもとても楽しそうだ。
そして、此方も何とか完食し手を合わせれば、相手と共に食器を片付ける。

シャワーを浴びて身支度を済ませる相手を見れば、ふと自分の姿を見下ろして。癖毛は相変わらずだし、身支度を整えようとも黒ずくめに変わりはない。まぁ、これが落ち着くから仕方はないが、いつか相手と出かける時はお洒落でもしてみようと人知れず決意しておくとしよう。)

……、やっぱり、昨日の奴で勝たないと意味無いかな、なんて。

( 再度静かに相手の隣に腰かければ、コントローラーを受け取って言われた通りゲーム選択を行う。幾つか迷ってはいたが、迷った末に昨日行ったゲームをもう一度起動して、頭をかきながら上記を述べる。
同じでは味気ないかもしれないが、リベンジの意を成すのであれば負けた物で挽回せねばと、そこは一応謎のプライドはあるようで )

  • No.89 by 五條 郁海  2022-06-06 19:19:54 


(頷くと昨日プレイしたゲームにて勝負が開始され、お互い一歩も譲らず接戦で攻防が続き。プレイ中は真剣すぎて会話はなく、それだけ白熱しているのだとわかり。画面に集中していたのだがふと、昨日の出来事が頭を過ぎるとその一瞬が命取りとなって勝負に決着がつき、今回は相手の勝ちで。
悔しさもあるがこうやって誰かとゲームをプレイできるのはやはり嬉しいのか、負けても笑顔で)

やっぱり勇人は強いな。
勇人が良ければだが、今日もこのまま俺の部屋で一緒に過ごしたい。

  • No.90 by 山崎 勇人  2022-06-06 20:13:31 


( ゲーム選択も快く受け入れてもらえば、早速勝負を開始して。今回は余計なことは考えず、単純に勝負を楽しみながらコントローラーを強く握って操作する。会話はなくても、相手の隣は居心地がよく、何も言わずともお互いに本気で勝負が出来るのも自分にとっては凄いことだ。
暫く勝負は白熱して、体感時間でいえばなかなかの時間を接戦で費やした気がする。ふと、一瞬見えた相手の隙をついて勝敗が決まれば、リベンジの意通り、今度こそ勝つことが出来て。
ふぅ、と息を吐いていつの間にか前のめりになっていた姿勢を戻せば、画面から視線を外し相手を見た。)

……郁海も強いよ。やっぱり、一緒にやると楽しいね。

俺はいい….、あ、ちょっと待って。

( 相手と笑いながら話せば、今日は自分が勝ったから望みも言った方が良いのだろうか、なんて考える。といっても、すぐには浮かばないのだが…。
そんな事を思っていれば、今日も一緒に過ごしたいという相手からの誘いを受け、一瞬遠慮しようかとも思うが、自分も相手といて楽しいのは間違いなく、頷きながら口を開いた。
__だが、その刹那、ズボンのポケットに入った携帯が震えるのを感じ、自身の言葉を遮れば、携帯を取り出して通知の内容を確認する。そして、内容を見た途端、表情こそ変わってはいないが、先程まで平穏だった空気が突如張り詰めた。)

  • No.91 by 五條 郁海  2022-06-06 20:36:32 


(笑い合いながらこうやって何気ないひと時が一番楽しい。隣に居てくれるのが一番の親友なら尚更気持ちは落ち着いて心が満たされ、はにかんで笑う。
返事の雰囲気から一緒に過ごせそうだと思っていたのだが、相手の携帯が震えてその様子からアルバイトか何かだと察し。己もバイト先から急なヘルプは日常的にあるのでバイト先からだったら、と気遣って)

バイト先からだったらバイトを優先して、俺の事は気にしなくていいからな。ゲームはいつでもできるし。

  • No.92 by 山崎 勇人  2022-06-06 21:02:10 


……あ、うん。バイト先からだった。

( 暫く携帯の画面を見つめていたが、相手からの声掛けにハッとして、再度携帯を仕舞いつつ返事をした。「 ごめん、準備もあるから、もう少ししたら部屋、戻るね 」 と言葉を続け、自分自身も残念な気持ちで一杯になる。
友達と一緒に酒を飲んでお泊まりして、ゲームで遊んで、昨日から今日にかけてはごく“普通”の学生になれた気がしていたのに…携帯に届いた一見なんの変哲もないメールの内容に、自分はそうでは無いという現実を突きつけられるようだ。
真実を言いたくても、こればかりは目前の相手に言えるわけもなく、ただ拳を握りしめて浅く呼吸を繰り返す。彼の前ではせめて良き隣人であり友人でなければいけない。)

  • No.93 by 五條 郁海  2022-06-06 22:31:27 


(相手の事情を知らないのもあって気にすることなく笑顔で頷き、部屋を出る時は玄関まで見送ろうと考えており。時間までひたすらゲームをしてその間にお菓子を食べたりと楽しい時間はあっという間に過ぎ行き。
ふとした弾みで合鍵について思い出すと帰る前に渡そうとソファから立ち上がり、鞄からキーケースよりスペアキーを取り出したなら直ぐに戻って。相手の掌に乗せてしっかり手渡すと見詰める視線は慈しむような優しさがあり、温かみのある笑顔で)

──勇人。これ、俺の部屋の鍵。
俺がアルバイトでいない時でも、好きな時にいつでも部屋へ来てくれたら嬉しい。
勇人なら大歓迎だからさ。

  • No.94 by 山崎 勇人  2022-06-06 23:22:28 


( 日が傾き始めるまで、ゲームをしたり話をしたり、何気無い事で時間は過ぎていく。そんな中で、何処か胸の奥では罪悪感と自分に対する嫌悪感がふつふつと積もるばかり。
ふと、窓の外と時計に目をやると、そろそろ部屋に戻らねばと思考していたその時、相手からスペアキーを手渡されれば、温かな笑顔に胸が締め付けられる。 )

…ありがとう、郁海。

( 無くさないようにする、なんて付け加えつつ、鍵をぎゅっと握れば思わず相手の髪に触れて照れたように微笑んだ。
そして立ち上がると、自分の服などの荷物を手に玄関へ。「楽しかったよ。」と礼混じりに告げれば、優しく細めた目で相手を見つめた。
自分の部屋はたった壁1枚挟んだだけなのに、その見えない距離は計り知れない。この扉を開けて外へ出れば、いよいよ自分の棲む“現実”に戻ってしまう。
そんな後ろ髪を引かれる思いで、玄関から去っていった。)

  • No.95 by 五條 郁海  2022-06-06 23:36:07 


(髪に触れられると嬉しそうに目を細め、照れたような相手の微笑みを見て嬉しい筈なのだが、何故か胸が締め付けられた。
謎の気持ちは膨らんでいき玄関まで見送ると去っていく其の背中に一抹の不安を抱く。
勇人はただアルバイトに行くだけ。それだけなのだが、どうしてだか釈然とせず。
見送った後、ついさっきまで一緒にいたからか落ち着かなく、ひとりの部屋はこんなに広かったかと考える程。
自然と出掛ける支度をしており、この気持ちが晴れるにはどうしたらいいかとソファに座りながら悩み考え)

……勇人。帰り際、なんか違ったな。だから俺は気になるのか?

  • No.96 by 山崎 勇人  2022-06-07 00:30:46 


( 相手に一抹の不安を与えている事には気付かず、自室へ戻ると、タンスの中からいつもの様に黒一式の服装を取り出す。相手に貰ったジャージを脱ぐと、一間、それを眺めては丁寧に畳んで仕舞っておく。醜い肌を急いで隠すかのようにハイネックのトレーナーにパンツを履けば、引き出しから1つ、ポケットに忍ばせ、もう一度携帯の画面を見つめる。
傍から見ればただの営業メール。しかし、その文面の真意を読み取るのはもう慣れたものだった。標的、場所、時間、経路、全てを頭に叩き込めば、身軽なまま早々に部屋を後にした。)

……。

( 玄関の扉を開けた時、隣の部屋の戸が目に入る。一昨日までは何も気にしたことは無かったのに、今ではこの並んだ扉が妙に嬉しくもあり悲しくもある。
だが、すぐにそれ等の感情を押し殺せば、施錠して、早足に駅のある繁華街へと向かっていく。
暗くなりゆく空の下で、帰宅する人混みに溶け込みながら、時に誰かと肩をぶつけつつ、まずたどり着いたのは、繁華街の外れにあるロッカールーム。
何気無い顔でパンツのポケットから小さなロッカーキーを取り出せば、番号を確認して中からリュックサックを1つ受け取る。初めて来たロッカールームだが、どうやら“偶然”鍵がポケットに入っていたらしい。きっと、誰かと肩をぶつけた時に入ってしまったのかもしれない。
__荷物を受け取れば、再び繁華街で人混みに紛れつつ、長い髪を結び、リュックの中から手袋とマスクを。一見すぐに怪しまれそうだが、人が多ければ多いほど、そして派手な街ほどそんな姿も溶け込んで消えてしまう。
あとは、飲み屋の前で一人、だらしなく頬を赤く染め、店員に悪態を着いている迷惑な中年男を視界に入れれば、もう、殆ど仕事は終わったようなものだ。
あのような横暴で人を見下す人間は、例えばぶつかってしまったり、横槍を入れたりすると逆上する。それでいてこちらの態度が謙虚であればある程、調子に乗って自ら人目につかない路地なんかで説教を始めたりするのだ。)

__ 社長さん、だったんだ。

( 暫く、中年男の喧騒が此方に向かって耳を突いていたが、暗い路地の上にはもう既に、静かになった男の姿。右手に握られたナイフの先で、赤黒い水溜まりの上に落ちた相手の名刺を拾いあげると、静かに口を開き、特に何の感情もない顔で相手を見下ろした。
仕事をしたのも随分久しぶりだった気もするし、前に比べて腕も落ちてしまった気もするが、これで一仕事着いた、と、あとはいつものように帰るだけの、はずだった。 )

  • No.97 by 五條 郁海  2022-06-07 01:16:28 


(悩み考えていると隣から部屋から出て行く音や施錠する音がして、気持ちは決まる。
最初尾行するのは躊躇っていたが、どんなアルバイト先か気になり。飲食店だったら偶然を装って入る事も可能だから、何て考えながら部屋から出て素早く施錠し、気付かれぬように尾行開始する。
脚の長さもあって相手の歩調は早く、ついて行くのが限界だった。繁華街まで尾行できたのは良かったのだが時間帯が悪かったのか、人の多さもあって姿を見失ってしまう。諦めて戻ろうとしたその時、すれ違い様にスーツ姿の中年男性の肩とぶつかってしまいすぐに謝罪する。男性はそのまま行ってしまい、歩き出すと次に全身黒い服装の長身男性と直ぐにすれ違う。黒の服装で相手を思い出しながら歩くがその脚は直ぐに止まることとなる。
なぜならすれ違った時、一瞬だったが黒の服装の長身男性から同じシャンプーの香りがしたから。まさかと思いつつその男性を追いかけると既に遠くへ歩いており、慌てて尾行する)

──まさかな。でも……行かないと、ダメな気がする。

(日が沈み繁華街はネオンの灯りで眩しくなる。周りは暗くなり近付かないと顔は見にくくい程だ。狭い路地から声が聞こえ、其方へ歩くが近づくにつれて声が小さくなり最後は聞こえなくなった。
不思議に思いながら曲がり角を曲がると、先程すれ違った全身黒の服装をした長身男性がいた。
気付かれぬように忍び足で近付くと鉄のような独特な香りが鼻を刺激する。香りを嗅いだ瞬間から胸が早鐘を打つ。頭では危険だと警報を鳴らしているが、目の前にいる男性は背格好が相手とほぼ同じで、後ろ姿もそっくり。決め手となったのは同じシャンプーの香り。
背後からゆっくり優しい声音でいつものように名前を呼ぶ)

……勇人?

  • No.98 by 山崎 勇人  2022-06-07 10:55:07 


( 叫び声や怒鳴り声は嫌いだ。だからいつも、成る可く静かに終わらせる。人というのは実際に凶器を目にした時、それはそれは嘘のように静かになるものだ。目を見開いて、先程までの威勢も殺し怯えたように此方を見上げる。
その光景は慣れたもので、この男もそうだった。その隙を突いて身体を押え付けることは造作もなく、滅多刺しにする必要も無い。ただ、急所を狙って刃を滑らせれば良いだけ。急所の場所も刃の扱いも全て熟知しているが故に、呆気なく、一瞬で終わってしまう、自分にとっては簡単な仕事だ。
流れる血液や冷たくなる皮膚の感触にさえ、最早何も感じないのに…優しく名を呼ばれるだけで胸が痛くなるのには、当分、慣れそうもない。)

………、い、くみ。

( 近付いてきた気配に気付き、刃を向けた先には、此方を見つめる友人の顔があった。通りゆく車のライトが反射する中、血の滴る刃を握り、横たわる男の傍に立つ自分は、相手にどのように映っているのだろうか。
咄嗟に慣れた手つきでナイフの血を薙ぎ払い仕舞えば、持ってきたリュックにそのナイフや付けていた手袋を仕舞い込み、靴を履き替える。本当は今すぐにでも逃げ出したいが、その為に仕事を疎かにする訳には行かない。バレてしまった以上、自分も、彼も、立場が危うくなってしまう。)

……帰ろう。

( きっと、彼は言いたいこと、聞きたいことは沢山あると思う。それでも、横たわる男の傍にリュックを投げ捨てれば、視線を逸らし、低く呟いたまま、相手の傍を通り過ぎて行く。
暗殺は一人でやっている訳では無い、情報を集める者、準備を整える者、実行する者、後処理をする者、全員が迅速に連携して行われる。このままこの場にいては処理班がやって来てしまうだろう。 )

  • No.99 by 五條 郁海  2022-06-07 11:44:30 


(名前を呼ばれるまで体感的に長い時間に感じられた。道路を走り行く車、そのライトの反射によりうっすらと相手の顔が見えた様な気がしたが表情までは判別できず。
今の己は相手の一連の流れを静かに見守ることしかできなかった。その姿は手馴れているようにも見えてこの“仕事”は相手にとって長い時をかけて行ってきたのだろうか。理由があってきっとこの様な“仕事”をしているだろうから、相手から話してくれるまで詮索しないと決めた。
真実は相手にしか分からないので推測の範囲を抜け出せず、相手を想うとそのことについてこれ以上考えるのは止めないと。
誰だかわからないが性格ゆえにそのまま立ち去る事はできず、地面に拡がる血液は横たわる“その人の姿”から流れ出ていると考え。両手合わせるとせめてもと弔い。ゆっくり瞼を開けた後、後を追ってついて行くが今の相手を想うと隣に並ばない方がいいと判断し、後ろからついて行く形でアパート目指しひたすら無言で静かに歩みを進めて)

………。

  • No.100 by 山崎 勇人  2022-06-07 12:18:03 


( 早足を緩めちらりと後方を見やれば、冷たくなった標的に手を合わせる相手の姿。嗚呼そうか、本来なら亡くなった人を前に手を合わせるのか、とぼんやり考える。そして、自分はそんな事すら麻痺してしまっているのかと思い知らされた。

言葉を発することのないままアパートへと戻ってくれば、こんな形で相手を部屋に上げたくはなかったと思いつつもこのまま別れるのもいけない気がして、暗い部屋の玄関の戸を開いた。)

………どうして、いたの。あの場所に。

( 部屋の電気も付けぬまま玄関の戸を閉めれば、それと同時にゆっくりと口を開いた。
決して近所ではないあの場所に偶然彼も居たのだろうか。それにしても、あんな路地で出会う偶然なんてあるのだろうか。
…まぁ、正直にいえばあの場所にいた理由なんて対した問題ではなく、1番問題なのは自身の仕事を見られた事だ。 )

  • No.101 by 五條 郁海  2022-06-07 12:55:17 


あの場所にいたのは尾行していたから。
虫の知らせというか……何となく勇人が心配になって。

(無言のままアパートへ到着。てっきり部屋の前で分かれると考えていたからか、相手の部屋へ通されるとこの緊張感のある状態でも嬉しさが勝ってしまい。「お邪魔します。」と一言囁き己が部屋の中へ入ると扉が閉まり、それと同時にゆっくりと深く深呼吸を。
質問には包み隠さず素直に今の気持ちを乗せながら回答。暗闇で表情は分からないが真っ直ぐに曇りのない表情で目を逸らさず、しっかり見詰めていたが謝罪と共に頭を下げ)

尾行してしまったことについて改めて謝らせて欲しい。俺の勝手な行動で迷惑かけて……ごめん。

  • No.102 by 山崎 勇人  2022-06-07 13:45:43 


……尾行に気づけなかったなんて、やっぱり、鈍くなったのかな。

( 謝る相手に乾いたように笑うと、首を横に振りながら上記を述べた。そして、部屋の奥へと歩みを進めれば、無造作に床に投げられていたリモコンを踏んでしまったのか、薄明かりが部屋の中を映し出す。
束ねられた髪を解き、着ていたトレーナーを徐に脱いでしまえば、色白でいて醜い肌が灯りに照らされる。左腕は上腕にまで切り傷が無数にひしめき合い、鍛えられた体には無数の傷と、見るに堪えない痕跡がある。
「 いつもなら、その場で終わらせるんだけど 」と呟けば、ポケットから折り畳み式の刃物を取り出し、何の躊躇もなく左腕に新たな傷を描いた。仕事をする度に増えていく傷、これは、標的となった相手への僅かな手向けと、自分自信が痛みを忘れず、己の異常さを思い出す為の手段だ。
滲み出る紅は諸共せず、衣類の散らばった椅子へ腰掛けると、その傷口に指でなぞる様に触れた。 )

  • No.103 by 五條 郁海  2022-06-07 14:36:34 


確信はなかったけど、すれ違った時に俺と同じシャンプーの香りがしたから。それがなかったらきっと気付けなかったかもな。

(無言でそのまま奥の部屋へと進み、何かの弾みで部屋に灯が点る。ただひたすら前を向き続け、服を脱ぐ姿を見守って。この状況から不謹慎だが鍛え上げられた美しい肉体が露になると釘付けになり、己には白い肌に刻まれた全ての傷痕も美しく見える。左腕に新たな傷痕が生まれるとゾクリ、高揚感から僅かに身体が震えた。
相手が椅子へ腰掛けるまで見届けてからゆっくりと近づき、座っている相手の目の前まで移動。まるで童話の中の王子様がお姫様の前で跪くように屈んだなら左手に触れて優しく掴み、そのまま手の甲へ唇を押し付ける。
顔を上げてからはしっかりと相手の瞳を捉えて気持ちを伝え、痛まないように優しい力で腕を引き寄せた。滲み出て滴り落ちる紅を躊躇いなく生温かい舌でねっとり舐め取ったり、態と音を響かせ啜る。新しい傷痕をうっとりとした恍惚な表情で見詰めるその姿はどこか異質にも見え、ひとによっては異常とも捉えられるだろう)

……勇人。気にならないと言ったら嘘になるが俺から何か聞いたりしないから、安心してほしい。ずっとひとりで抱えて頑張ってきて辛かった、という言葉は正しいかわからないが、俺に傷跡を見せてくれてありがとう。

  • No.104 by 山崎 勇人  2022-06-07 16:10:03 


( てっきり、怖がられ、非難されるとばかり思っていたが、相手の反応はそんな予想とはまるで違い、左手の甲へ口付けを落とす様を、髪の隙間から物珍しげに眺めてしまう。
そして、腕を優しく引き寄せられれば、傷口に触れる相手の舌や啜る感覚に眉をピクリと動かし、思わず声を洩らして息を吐く。)

……違う。俺はもう…人を殺しても何とも思わない。
それぐらい、俺にとっては、当たり前の事なんだ…。

( 安心して と声をかけてくれる相手に、仕事後静かに高揚していた心や体も徐々に鎮まって、段々と左腕の傷口から発する痛みがじわじわと伝わってくる。
そして、「辛い」と比喩してくれた相手に、ゆっくりと首を横に振りつつぽつりぽつりと言葉を発した。この仕事自体を辛い、なんて思ったことは無かった。しかし、人の命を奪う行為を辛いと思えない自分が卑しくて、それは確かに、胸に秘めた悲痛なのかもしれない。
この醜い自分を目の当たりにしても、見せてくれてありがとうと礼を述べてくれる相手は_なんて優しくて、なんて異質なんだろう。
此方を引き寄せてくれる相手の腕を掴み返せば、物悲しげな目で彼を見た。彼になら、なかなか言えなかった望みも言えるのだろうか。あのゲームで勝利した、その報酬を今、言ってしまってもいいだろうか。)

…………こんな醜い俺でも、愛してくれないか。

  • No.105 by 五條 郁海  2022-06-07 17:06:27 


当たり前すぎて“悲しい”や“辛い”という感情が欠落してしまったみたいだな。
勇人の心はきっと悲鳴をあげているはずだ。自覚がないだけで。

(腕を掴み返されるとゆっくりと立ち上がり、身体を密着させてぴったりとくっつき隣へ座る。耳許で囁くように優しい気持ちでゆっくりと言い聞かせるように。腕に触れていた手は相手の背中へと伸ばしてゆっくり抱き寄せる。
上半身は未だに服を着ていないので相手の美しい肉体から伝わる素肌の温もりに心と身体は癒されて。ドキドキと気分は高揚し続けており、愛して欲しいという発言には当たり前に頷き、強く抱き締め。
醜いなんて誰のことを言っているのだと言わんばかりの様子で、気持ちは相手を初めて見た時から決まっているのか秘密を知っても尚変わらず、健気に想い続けており)

勇人は醜くないぞ。俺の気持ちは勇人を初めて見た時から決まってるからな。それは変わることがなくずっとーーーこの命がつき果てるまで愛してる。

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