契りの刃 〆

部屋着として着てもらえたら俺は嬉しいな。
サイズをきちんと調べて今度は間違えずに買おう。そしたらお揃いになるし。

(コンセントに差し込むと自分が髪を乾かす手順で行おうとしているのか洗い流さないトリートメントを髪につけつつ「俺さ、髪が痛まないように乾かす前に洗い流さないトリートメントを髪に付けているからつい、癖で。勇人の髪もこれでサラサラになって欲しいから！」お節介だと思いながらもつい色々してしまい。
友達とお揃いにも憧れていたようで弾んだ口調にて、同じジャージを買う気満々でいるその様子はどこか嬉しそうで)


姿しか見たことなかったけど、勇人のことは知っていた。
大学生になってすぐだったかな。キャンパス内で一人でいた時、遠くからだけど勇人を初めて見た俺はその……一目惚れだったのか、その瞬間心を奪われてしまったようで。

(その後すぐドライヤーで髪を乾かし大体髪が乾いてきたら冷風へと切り替え、完全に乾くとスイッチをOFFにして完了となり。
隣へぴったりくっつくように腰掛け彼の顔を覗き込むと、キャンパス内で初めて彼を見つけたあの日の事を思い出しながら恥ずかしそうに頬を赤くさせつつ正直に全て話して)

隣の部屋に住んでいたり、同じ学部だと知った時は運命を感じてとても嬉しく、勇人が友達になってくれただけで俺は幸せなんだよ。





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ありがとうございます！
愚息はそういう所も好きで、不器用な息子様がただ傍にいてくれるだけで幸せな奴ですから見返りは求めていませんよ！

初デートですからね。あまり疲れない場所で息子様にも楽しんでもらいたいので無難に映画観て食事し、軽くショッピングを楽しむのはいかがでしょうか？もちろん遊園地や水族館、散歩デート全てしてみたくて候補に迷い。なんならアミューズメントパークでのデートでも愚息は喜びますよ！