匿名さん 2022-05-05 14:12:04 |
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( 容姿の事を褒められれば、そうかな、と言わんばかりに肩を竦め、あまりじっと見られることが無いため、何だか歯痒くて意味もなく座り直したりする。
また、引き離した筈なのに、躊躇なく手を握られれば、少し驚いたように目を開いて相手の瞳を見つめた。
言葉を紡ぎ訴えかけてくるその言葉を聞けば、確かに、実際の彼とはまだ話はじめたばかりで、イメージで語ってはいけないな、なんて反省し、それと同時に意外だと首をひねった。だが、言われてみれば、会話や挨拶をしている場面は見かけるが、誰かと行動しているのは見たことがない気がする。
尚も強く握られる手に視線を映しながら、振り払うわけでもなく、こういうスキンシップを好むのだろうかと考えていたが、続けられた発言に思わず立ち上がって「 なッ…!?」と声を上げてしまった。)
…た、確かに、キミも随分変わっているよ。僕が思っていたよりもずっとね。僕を守るとか、好きだなんて…。
( 今まで人からの関心もかったことがなければ、これほどまでに真っ直ぐな好意を向けられたのは勿論初めてで、思わず戸惑ってしまった。
咳払いをしながら静かに腰を下ろせば、ゆっくりと口を開いて上記を述べる。彼の“親しくなりたい”の意図は、 まだ確信出来ない。なんせ、興味を持たれること自体が自分にとっては異常事態だ。
それに、どのような好意にせよ、自分にはあまり相手へ踏み込めない理由がもう一つある。しかし、自分ごときが相手の気持ちを無下に出来るはずもなく、相手が傍にいたいと言うのなら…)
…まぁ、駄目、では無いけど。
( / いえいえー!
ちょいちょい埋まってきたらあげるとは思いますが、お時間ある時にお互い更新していければ嬉しいので、お忙しい時はスルーして下さいな* )
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