……あ。……行くかー。 ( 部屋番号を告げたのを最後に雑に切られた通話画面を数秒見つめる。やがて、音のしなくなったスマートフォンをポケットに仕舞うと、601号室を探して歩いて。目当ての部屋番号を見つけ、インターフォンを押そうと手を伸ばすも、ふと悪戯を思いつくと手を握り拳に変えてドアをドンドンと叩く ) 玲央!玲央……!!