〈 nl ／ 戦闘 〉Fate ／ Quartetto 〈 途中参加歓迎 ／ 少人数 〉

「お前が何者で、何をしたかなんて興味はない。ただ俺の復讐に手を貸せ。そうすりゃお前の好きなように動いてくれて構わねぇ」
「アンタにゃ分かんねぇだろうし、分かってもらって同情を引く気もねぇ。ただ邪魔はするな。邪魔するんならここら一帯を丸ごと消し炭にするだけだ…」??名前/実淵 正人(サネブチ マサヒト)??希望英字/C??性別/男??使用魔術/
『摩利支天法』魔眼によって運用出来るようになった魔術であり、実淵家の用いる呪術。名前の通り天部の一尊である摩利支天の権能を主軸としながら五行思想と掛け合わせた呪術で、一般的な魔術でいう『強化』のような基本的な術式以外では陽炎や陽光に因んだ呪法に特化している。その為、その対となる水に因んだ術の行使には不向きな呪術である。魔眼の最初の所有者であり、実淵家の創始者である『実淵宗蓮』がこの呪術を用いていた為、魔眼と共にその一部を受け継ぐ事となったが、高い火力を持つ一方で元々魔術回路を持たない者が無理矢理使っている為制御は殆ど出来ておらず、実淵家現当主であり正人の祖父でもある実淵一秀からは『使い古したボロ布を更に継ぎ接いだような出来』と称される程質は悪い
?容姿/黒い短髪に黒く若干目付きの悪い瞳、身長178cmの細身ながらも平均よりもやや筋肉質な体つきをしており、黒紫色のウェリントン型のフレームを持つ眼鏡(魔眼殺し)をかけている。制服は正装が求められる時以外ではネクタイを外して第一ボタンは開けており、気温などの天候次第で袖を捲るなどはするがそれ以外に大きく着崩す事は少ない。私服はラセットブラウンのB-6フライトジャケット、ネイビーのダンガリーシャツ、黒のやや細身のジーンズに黒のスニーカータイプのトレッキングシューズなどの洋服や作務衣に草履などの和服を身に付けている。令呪は右手に出現しており、形状は梵字の「マ」を直線状へと崩したような歪な形状をしている??性格/若干擦れたような雰囲気を持っているが、気さくとは言い難いもののそれなりに社交的ではある。一方で魔術師という存在には母親の件もあってか否定的であり、即席ながらも魔術師となってしまった己への自己嫌悪感や御しきれない魔眼への恐怖心から自暴自棄とも見える行動をとりかねない危うさが常にある。かつての許嫁であったDについては『知らない内に話が決まり、知らない内に破談になった』と特別思う所は無いものの、出来れば今回の聖杯戦争には参加してほしくはないとも思っている??願い/自身を含めた魔術師の根絶、或いは魔術の大衆化?　 ?備考/由賀宮市に古くから住む実淵家の末代。属性は「火」、起源は「喪失」であるとされる。魔術師の家系としては没落の一途を辿りながらも未だに『根源』へと執着し続ける一族にほとほと愛想を尽かしている一方で、母の無念を晴らす為に聖杯戦争へ参戦した。魔眼の移植と魔眼の暴走を抑える為にかけ始めた眼鏡に関しては「事故にあって角膜移植をしたが、視力が落ちた」という事にしており、眼鏡は魔眼殺し以外の機能は有していない。得物は呪術の特性上燃えにくい物であれば特に制限は無いが、実淵家が代々用いてきた独鈷杵或いは独鈷鈴、何かの時にと父親に勧められた空道を用いる。魔眼と魔術行使の影響で10年先まで生きている保証は無いと宣告されている
『魔眼』通称「開進の魔眼」、ランクは黄金。実淵家初代当主「実淵宗蓮」が所有していた魔眼。「開く」事に特化した魔眼で適切に使用する事で霊脈を新たに構築する、視界内に捉えた魔術師の魔術回路を強引に開く事で魔術を暴走させるなど様々な使用法があるが、現在は魔術師ではない正人の肉体への魔術回路の強制構築と同時に実淵家の呪術の一部行使に用いられている
『実淵家』古くから由賀宮市に住む魔術師の家系。元は修験道の一派から派生した家系だが魔術基盤は呪術を主軸としており、霊脈の通る土地を多く有していた。しかし由賀宮市で取り行われた第一次聖杯戦争にて当時の当主であり正人の父親である実淵正之が死亡、魔術刻印も修復不可能な程に損傷した結果、唯一回収出来た魔眼以外には殆ど何も残らず、魔術師の家系として完全に零落した。由賀宮市における霊脈の要衝の一つである山間に豪奢な日本家屋を建てており、多少持っていた土地の少額の賃貸料が主な収入源となっている


(/遅ればせながらマスターCのpfが完成しましたので投稿します。不備等ございましたら修正しますので確認のほどよろしくお願いします)