世界が自然という言葉を失ってどれ程の時が経っただろう。
日が何度昇り、月が何度昇っただろう。
そもそも、日とは月とはどの様な物であっただろう。
厚く垂れ込める鉛色の雲から、毒性を持ったさび色の雨が注ぐ大地。
生きとし生ける一切を拒むその世界を我らが造物主達は捨てて、地下へ地下へと潜っていった。
あぁ主よ。
私たちはこれから何を頼りに生きろというのですか?
主曰く生きてなどいない我々に、主はなぜ考える心を与え賜うたのですか?
問いかけることに意味などないかもしれない。
問いかけたところで、返事が返ることはないかもしれない。
しかし、問いかけることすら無為だと言うのなら。
我々は何のために生まれたと言うのでしょうか。
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