【BL】監禁【募集中】

（寝る前の支度をすべて終え、明日に備えるべく彼が眠るベッドの横へと布団を敷けば、改めて自分以外の人間がいる空間に得も言えぬ感情がじわじわと心を染めていき。このままだと寝違えてしまう、と良心でパイプベッドと手を繋ぐ手錠を結ぶ手錠の鍵を解いたら、おやすみ、と彼の額にキスを落として、そそくさと布団の中に身を沈める。
………翌朝、彼よりも早くに目が覚めれば布団を畳み身だしなみを整えに洗面台へ行く。時計を見ればまだ朝の5時46分。季節のせいか雀はもう鳴き始めていて、一つ大きな欠伸をしながら髭を剃り口と顔を洗い、髪を整え、最高の自分を作ったら、彼のための朝食を作りにキッチンへと向かう）

…………よしよし、まだ起きてねぇな…

（そーっと冷蔵庫から卵やベーコン等を取り出しつつ、その物音で彼が起きやしないか、まるでスパイにでもなったかのような気持ちになりつつ、上機嫌で鼻歌で"線路は続くよどこまでも"を歌いながら朝食を作っていく。
今日は拘束されたままでも食べやすいようにサンドイッチを作る予定だ。茹でた卵を潰したりベーコンをカリカリに焼いたり、レタスを千切ったりしている合間にベッドの方からもの音がすれば、慌ててそれらの具材を程よく焼けからしマヨネーズがたっぷり塗られたパンにサンドして、コーヒーと一緒にそれらを持ってくる。）


（（なるほどな…確かに言われてみればそうだ、悪意か。妖怪も中々悪意があるやつもいるが、確かに悪意っていうよりも悪戯って所に近いもんな。
幽霊に会ったことはあるか？俺は全くと言っていい程無いんだが…是非あってみたいと思ってるんだ。ちなみにトイレットペーパーの芯の幽霊は居ないぜ、冗談だ。
複雑だな…でも君に言われると悪くない気分だ（微笑を浮かべる）
えぇ…沢山飾ったら駄目か？沢山の君を眺めたい…いや、これは気持ち悪いか……（額に手を当てる）
確かにフルーツは季節が難しいよな。今はいちごか？そういえば、前から気になってたんだが、いちごのモンブランってのがあるらしいな、アレはモンブラン…でいいのか？どう思う
へぇー！そうなのか…だったら手錠が外れなくなってずっと側にいなきゃいけない、系の本は詐欺だったってことか…？…そうじゃないか…悪い、脱線してるな。多分俺がつかってるのはソレだ、手錠とかよくわからないし適当に買ってると思う。一応今回で外してみた、応援してるぜ！
へぇ…なるほどな……OK、深くは聞かないことにするぜ（ニヤ）
そうか？憧れなんだ、精肉店のスタッフになりたかったくらいだ。やっぱ嘘だあそこはブラックだろ？
そんなに褒めてもチョコレートくらいしか出ないぜ？嬉しいな…俺もそれに君が絆されかけてるのを見るのがすごい好きだ
そりゃ…驚くに決まってる、飛び跳ねるしケーキだって沢山買ってくる！
秋田犬は可愛いが…ほら、もっと格好いい、ドーベルマンとかだろ？…だよな？え、そうだよな？（焦り）