双国事変(戦闘/シリアス/裏切り/ロス有り)

世界観

今の日本から数十年後……突然変異で異能力と呼ばれる奇怪な力を持つ者たちが次々と現れた。次第に異能力者達の中には現日本の体制ひっくり返し、能力者至上主義の国家を作ろうとする過激派組織が現れ西日本を占拠。組織は西宮自治国(にしみやじちこく)と名乗り、昔のような平和な国を目指す穏健派の東日本で新たに作られた国、東江ノ国(あずまえのくに)と対立していく……

「東江ノ国」
北海道～石川、岐阜、愛知までで構成された国際的にも新たな日本として認められている国。現日本と文化の違いはさほど無く平和。
西宮自治国との平和的な和睦、そして統一を目指しているが軍事兵器では太刀打ちできないため、陸軍に東江ノ国出身の異能力者で構成された対異能力軍隊を保有している。

「対異能力軍隊」
通称「対異隊」緑色の旧日本使用の軍服を着用している。東江ノ国は国民に平和的解決を目指していると宣言しているが、対異対は国から西宮自治国の殲滅、もとい反乱者の虐殺を命じられているためこの命令に疑問を抱くものも多い。


「西宮自治国」
福井、滋賀、三重～沖縄で構築された国際的には認められてない国。強き物が弱者を守り導いてくという思想を持つ過激派組織が中心となり、上層部が腐った東江ノ国打倒を掲げている。国の中心部を大阪にしているからか、フランクで上下関係を気にしない人が多い。

「西宮ゲリラ隊」
迷彩柄の軍服を着用する異能力者で構築された対東江集団。集団の中には上下関係が無く、和気藹々とした雰囲気を持ち、降伏するものは殺さず仲間に引き受ける寛容さを持ち得る。


「異能力」
突如日本にのみ現れた奇怪な力。現在では5人に1人は発現しているため、さほど珍しい物でもなくなっている。
能力は生まれた時から発現している「自然型」と突然発現する「発症型」があるが能力に差は無い。種類も豊富で戦闘に生かせる物や日常生活で重宝しそうな物など千差万別。