Tu me fais craquer 〆

初回ありがとうございました。
こんな感じで繋げてみましたが、如何でしょう？ 特に何も無ければ一度引っ込みますので何かありましたら申し付けください。




(昼休憩前。先輩から会議室の予約から準備まで全てを任されると食事は手短となり。
会議室の予約取れて一安心。安堵の表情浮かべながら廊下歩いていると何処からか声が聞こえたような気がした。一度その場に立ち止まって辺りを見渡すと、会議室の覗き窓から女が男の背中へ抱き着くというインパクト抜群の光景が視界一杯に映り込む。直ぐに気持ちを切り替えてもう一度確かめてみる事に。よく見ると男女とも見覚えがあった。男性の方は同期で知り合い。女性の方は同じ部署だが接点はない。その事実に更に驚かされる。

見ていて感じたのは男性は普通、女性から抱き着かれたら喜ぶと思うのに、彼は喜ぶ所か表情は悪くなる一方ということ。その姿を見るといてもたってもいられずに身体は動き、扉を開けていた。助ける理由は何でもいい。今助けなければ彼が危ないと直感から感じ取り、抱き着いている女性を引き離しては満面の笑みを貼り付けて。

「お取り込み中失礼します。橋爪くんはあなたに抱き着かれて嫌がっています。ただちに解放してください！」
手短に要件だけ告げると彼の手首を軽く掴み、その場から二人で立ち去った。

誰もいないのを確認すると空いている会議室へ入室し、直後に手首を解放させる。息が整うと何も聞かずに気分の悪そうな彼を気遣い、心配そうな表情で近くの椅子を引き寄せた。)

体調悪いのに走らせてごめんなさい。私がいたらゆっくり休めないと思うから、すぐにいなくなるね。