☆私立オメガバース学園★(ｵﾘｼﾞﾅﾙ／定員4名)

＞179.黒鉄君

え、後ろ…？…あ、あった。…ありがとう黒鉄君、よく来てる筈なのに1人だと迷ったりして辿り着くまで時間がかかるんだ…

(尋ねた場所を教えてくれる言葉と指の方向に振り返って廊下の先を見遣れば、資料室の隣の隣…そこに目的地の生徒会室の少しお洒落な扉があるのが目視出来て。ホッとするも何故か1人だと時間がかかり過ぎるのが不思議で仕方なく、小さく肩を竦めてから再び相手の方へと向き直ると苦笑滲ませつつ御礼を述べ)

もしかして、黒鉄君も生徒会室に行くのか？そうなら書類を置いておくので後を頼む。あ、急ぎの物ではないから…。……。…っ……。

(生徒会室の扉がもし開いていないなら開けてもらえないか頼もう…と思考を巡らせていると、廊下の先から此方へ来る4人の生徒達の気配があり自分を呼んでる感じがして目線を向ければ、先日の隠れ鬼の際に木の下に群がっていたαの生徒が2人混じってるのを確認して自然と身体が強ばって少し後退り)