僕は、少し庭に出ているからね、何かあればいつでも呼んで。 ( 頷く相手に、満足気に一息ついて部屋を後にすれば、去り際に上記を述べてひらりと手を振る。 常に付いて回っては、きっと、相手も自由に家の中を探索したりのんびりできないだろうと、見回りがてら家の外へと出るようだ。 本当は、頬を赤くする可愛らしい助手にもう少し構ってほしいところもあるが、今はまだ大人を演じておこう。 )