前園学園（ 3L / 人数制限無 ）　　

＞50　黒瀬さん


（貴方の少し後ろを歩いていると普段は厭でも聞こえて来る喧騒が今日は聞こえない事に気が付き、あぁ今日は朝会が有ったかしら、と思い出す。取り敢えず名簿を職員室に届けなくてはと歩き、ふと貴方が教室に入って行くのが見える。丁度職員室への通り道沿いであったので教室の中を覗くと外を見詰める貴方が居て

「朝会。行かないの」

相手以外誰も居らず静かな教室で声を出すのが少し躊躇われ、静かに訊ねる。“行った方が良いわよ”と忠告程度に告げてその儘扉に手を掛けた儘貴方を見詰め）




＞44　瀬良先生


でしょうね

（微笑と共にそう返して、”当然よ”と続けながら改めて貴方を見詰め。

「安心する様なしない様な……？」

兎に角説得力は妙に有る相手の言葉に首を傾げつつも上記を呟く。取り敢えず為には成るわね等と答える

「えぇ。判っては居るのだけど、家で持っていると、その……姉が全部食べちゃうから」

受け取りながら我が家の様子を思い出して少し困り顔に。”これ私のね！”と叫んで一切の躊躇も無く口に放る豪快な姉の姿が頭に浮かび上がり。良い姉では有るのだがこう云う時には少し困る。この前だって……と更に脱線しそうになる思考を無理矢理断ち切って、恥ずかしそうに俯き、頬に手を当て上記を呟いては）




＞41　葦戸さん


あんたが余りにも注意して欲しそうだからよ
（眉を顰めて上記を返しては、ストローを咥える貴方を上から下まで眺め、小さく溜め息を零す。

「そう、なら邪魔して悪かったわね。あんたの格好、迚も優雅とは言い難いから判らなかったわ」

御免なさいね、でも風紀委員サマだから見逃せないのよ、と貴方に言われた言葉で返してにこりと笑顔を浮かべれば）