ﾋﾟｭｱ恋愛 ( nl

「む、むり…だ、けど頑張らなきゃ…！何事も努力だよね、うんうん。へ………聞こえましたかっ？ご、ごめんなさいぃ…。」

「こい？魚の…？はっ、こここ恋！？したことないよ、私なんかがしたら……ぅ、」

木更津　柚子　ｷｻﾗｽﾞ ﾕｽﾞ

雌　17 高2

恋というものをまだ経験したことがなく、好きな小説で恋をすると精神的な攻撃を受けるという場面が多くあってましてや自分みたいな人気者の正反対の人間が恋したら……と考えるともう頭はパンク。恋愛経験皆無。
小説をよく読む為好きな小説に対しての情熱を語り始めると止まらない。たまにコソッと雑誌を買って可愛いモデルさんを見てこんな人は人気者なんだろうなぁと目を光らせながら憧れるという始末。
人間関係は薄く、一人っ子の為居場所は一人になれる屋上と自分の部屋のみ。だが家族絡みで仲の良い男の子の幼馴染が隣にいると安心して色んな事を話す。ちなみに男の子で仲の良いのは幼馴染だけ。
勉強面は高得点でも低得点でもなく目に止まらないために出来るだけ勉強していて、教えるのは可能。

容姿は少しだけ長い前髪と丸眼鏡でよく見えないが、垂れ目で紺色の目をしている。髪は先程述べたように長い前髪とロングストレートの後ろ髪、元々は茶色っぽいが目立たぬよう黒に染めている。制服はきっちりと着ているが、肌身離さず赤い小さい石がついたネックレスをつけていて、普段は服の中に隠している。このネックレスは昔一度だけ仲良くなれた人気者の憧れていた女の子に「柚子には赤い情熱があるし、これをつけて自分をやる気にさせてあげてね。」と言われたのでずっと付けている。これのおかげで時に引っ込み思案が少しだけ抜けてくるらしい。私服も至って普通の服、地味目な日だと黒シャツにグレーのロングスカートとかなり暗めの色で着ている。

昔に大勢の人の前で立って笑われた過去を持ちそれがトラウマで目立たぬよう努力を重ねてきた。
最近人気者で性格も柔らかい波瀬くんが近づいてきたので私何か悪い事でもしたのかと誤解している。
本人にとって波瀬くんの憧れは昔の人気者の女の子と同じような憧れだと思っているが、本当は片思いのような憧れで、それをつつかれると図星の様な顔をする。

【ロルテ】

「そう言われると…あの……と、とにかく波瀬くんのようなかっこいい人が横にいると、恥ずかしい…ですし目立ってしまうから…。」

(相手の意外な発言に戸惑い読んでいた小説を閉じると静かに立ち上がり、無理やり言葉を絞り出して恥ずかしくて少しだけ頬を赤らめて回答すると目を逸らして本で顔を隠しやはり波瀬くんは自分とはかけ離れた遠い存在だと再確認する。ちらちらと本の間から波瀬くんを見るといつも通り整った顔をしていて余計恥ずかしくなってしまう。

不意に心の中で呟いた。

___私もこんな風に人気者だったら浮いてる子に話しかけられるのかな…でもやっぱり私なんかを気遣ってくれる波瀬くんは優しいなぁ。

)

(/早く出来るとか言ってたのに……すみません！とんでもなく遅くなってしまいました。PFとロルテ、そして勝手ながらサンプルボイスを追加させて頂きました。誠に申し訳なく主様の萌萎を存じていないのでもし修正点を教えて頂ければとても幸いです。そして他の方もいらっしゃると思われますので私宛にお断りの返信は不要です、他の方が選ばれましたら祝福をして速やかに退散しますね~。良縁願っております。)