…だーめ。……ほら、こんなとこ座ってんなよ。 ( 幼馴染から滅多に聞き出せないお強請りにかわいさ余って小さく溜息を吐いたあと、口付けする気で近寄ったはずが「したい」と口にされるとつい意地悪な心が働いて首を横に振り。顔を離して立ちあがれば部屋へ行こうと急かすように軽く肩を叩き、自身は先に歩を進めて部屋へ続くドアへ。 )