三丁目のミケネコさん 2022-02-21 22:59:24 |
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「へぇー、便利だなぁ...フクロウ便って、送る相手が例え校内の相手でも届けれる感じなのかなぁ」
とふと疑問に思って聞いてみた。もし校内の相手にでも届けられるのであれば、きっととても便利だろう。なんせ、建物が無駄にでかいからね。
「うん!!大丈夫そう!!!って....外の人達まだ騒いでるんだ.....てか列車に入る前まで騒いでる...よね?何時間も騒ぐなんて元気だねぇ....体力凄すぎない?クィディッチとかで体力使えばいいのに..なんか勿体ないな」
教員に注意されてる生徒達は、個室に入る前にブランケットを僕に投げつけてきた生徒達だった。怒られるまでずっと騒いでたなんて...ドン引き超えて感心してしまった。その体力を人の迷惑に掛けるより、クィディッチの授業とか他のものにやればいいのに。
僕は荷物を持って、エリオットくんが押えてくれた扉から出て、辺りを見渡したら、外はもう既に真っ暗になっていた。街灯は少なく、よく足元を見ないと転んでしまいそうで危ない。
「わぁお...結構暗いねぇ!!町と違って街灯少ないや!エリオットくんも足元気をつけて!!」
と一応エリオットくんに注意を払うよう言った。夜のホグズミードはこんなにも暗いだなんて知らなかった。町にいた頃、街灯が多くてあまり星が見えていなかった。
(こんなにも暗いならもしかしたら見えるのではないか?)
僕はそう少し期待をし、見上げたら案の定煌びやかな星々が黒い夜空を覆っていた。まるで宝石のような輝きで思わずうっとりと見蕩れてしまった
「....エリオットくん、見て、上..すっっっっっごい綺麗!!!」
と最初はぽつりぽつりと喋っていたが、最後は大きな声で綺麗だといい笑顔で言って
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