三丁目のミケネコさん 2022-02-21 22:59:24 |
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「んー?うん!別に求めてないよ?でのそっかァ...寮で別れるんだよね...せっかく知り合ったんだからもっと仲良くしたいんだけどなぁ...」
何言ってるの?と首を傾げたら、残念そうに言って。依怙贔屓される事は別に求めていない。そんなものがあると一時的は良くても、長期的となるといつか離れられたら厄介だ。まるでハリボテの様に表向きに権力と財力を持っていても、カリスマ性と実力が無くて使いこなせないと、あっと言う間に落とされてサヨウナラなんだから。後ろ盾にならなくとも、まだまだ彼から学べることや、知れることはあって、それにきっと別にそこまでロストはないだろう。
「うんうん...僕は魔術の予習、ちゃんとはしてるとは言え、まだまだ足りない部分、特に魔法界隈に関しての情報とかよく知らないからなぁ...心配なんだよねぇ」
エリオット君の言っている通り、もっと励まないと僕はきっとホグワーツに入学したら周りについて行けないのは事実。僕は心配そうに溜息を吐いて、
「..ハッフルパフか...!確かにいい人達がいっぱい居るって聞いたねぇ!そこなら多分安心だ!」
(ハッフルパフ..別にどの寮かとかはこだわりはないし、何よりハッフルパフに入れたらエリオット君に怪しまれないかもしれない。だけれど、果たして組み分け帽子はハッフルパフに入れてくれるかどうかはまた別問題。考えを読み取るだけじゃなくて、人の本質を見ているから、変な事考えていなくともあの帽子にはわかるからなぁ...とりあえず、家系はスリザリンの出って言ってたし、エリオット君もスリザリンの可能性が高い。万が一僕も同じスリザリンに入れられて、エリオット君に何か聞かれたりした時の言い訳でも考えておこうかな...まぁ頭がいい人ならきっと、聞かなくてもわかるけど)
そして僕は続けて
「でもやっぱりそうだなぁ...エリオット君はせっかく出来たホグワーツでの、初めてのお友達だからさ、同じ寮に行きたいなぁ...」
とまるで後先の事を考えて居ないような馬鹿な発言をし、反応を伺って
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