三丁目のミケネコさん 2022-02-21 22:59:24 |
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「うん、でも時間って案外あっという間だったりするからねぇ...これからの人生的なスケールで見てみたら長いようで短いような...ふむふむ、写真か!確かにいいかも!...でもカメラって持って無いからなぁ...先生に聞いてみるしかないかも。プレゼント!確かに、数ヶ月後は帰れるし、クリスマスだ!ホグズミードにまだ行けないのは仕方ないと思うけど、ホグワーツって何が売ってるんだろ...カエルチョコとかあるかなぁ...いや、でも女の子は爬虫類苦手って子多いし...もっと万人受けが良いものの方が無難かなぁ...」
カメラは高い、そもそも働いてない自分が買える額じゃない。ならば先生から借りるしかないけど、許可は降りるかなぁ...降りるといいけど、降りない場合はどうしよう...もう原始的に絵で代用する?嫌でも僕あまり絵が描けないんだよね...
ホグワーツ行きの列車で食べたカエルチョコが結構面白かったな、それもし購買でも売ってるなら、プレゼントはそれにしたり?いや、でもシャーロットって爬虫類って大丈夫だっけ...?無難にもっと万人受けなものの方がいいのでは..?やっぱり可愛いテディベアとか?でもテディベアって案外高いからなぁ...。
(テディベア...作る..か?)
裁縫の技術ならば、可も不可もないけど、やっぱりお店のちゃんとしたやつの方が喜ばれて良いんじゃないかな...?
僕はシャーロットに指先で顎あたりを撫で、何を送るか思いを巡らせ。
「忍び込むって言うより...魔法生物飼育学の教室から逃げてきた~とかありそうじゃん?もし本当にそうなら、一目でもいいから見てみたいかも!なんか二フラー辺りとかだといいなぁ!図鑑でしか見た事ないけど、とても可愛い!」
ピンク色のとんがった鼻とちっちゃな手足、厚みのある黒く、ふわふわな毛に覆われた丸みを帯びた体、そしてその穏やかで愛情深い性格の二フラー。図鑑でしか見た事がないけれど、見た瞬間僕とシャーロットの心を射抜く事が出来るほどの可愛さだ。もし本当に見られるのならぜひ見てみたいし、あわよくば触りたい!!!さすがに興味無いかもしれない人に、二フラーの可愛さを一人で勝手にベラベラ語たるのは良くないから、一旦落ち着いて。もし本当に二フラーに会える可能性があるなら、リスクを犯してもいいと思う!流石にこれだけで退学になるわけが無いし、1回2回大丈夫だよね!
「杖も持ったし、ローブも羽織ったし、なんかきらきらひかるもの...んー..お!ボタンなら行けそうかも!よし!!!準備できたよ!いつでも行ける!」
裁縫キットにシャーロットが入れた、なんか使い所が多分ない、きらきらしたボタンをポケットに入れて、生き生きと彼の質問に答えて。
ありがとうシャーロット!!ありがとう!!まさかこのボタンがこんな形で役に立つとは!!もし本当に二フラーが居たら、約束通りシャーロットに伝えないとね!あぁもしカメラがあったらどれほど良かったか...写真が撮りたい..
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