三丁目のミケネコさん 2022-02-21 22:59:24 |
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「禁じられた森...僕も入ってみたい!!でも僕は今できる魔法は、組み分けの儀式で使ったレベルテと、ウィンガーディアム・レヴィオーサ、あとルーモスとノックスぐらいしか使えないんだよなぁ。筋肉で全て解決出来るほどの屈強な体持ってない限り、さすがに無謀には行けないねぇ」
まぁ、多分持ってても流石に無理がありそうだけど!と付け足す様に言って、ケラケラと笑い。
攻撃魔法を早く学びたい、そしたら何より変な人に絡まれたり、手を出されそうになった時返り討ちにできるし、森から薬草をパク..いや、"お借り"しに森へ入る時に役に立つ。
「えっ!?立体になった!!すご...一体どうなってるのこれ..」
エリオットくんが地図を水平に寝かせれば、間取りの図が宙に浮きでて、目を見開けば、まじまじと地図を見詰めてはエリオットくんに振り向いて地図を指さし
「これお兄さんと御友人さんに手作り!?!?嘘でしょ!?こんなハイクオリティなの...お兄さん達天才過ぎない...?例え空白の部分があっても、もう十分に凝ってるよ。これは本っ当に凄いや。」
こんな高度な魔法を使えるなんて、余程優秀な生徒だったに違いない!いや、逆に優秀じゃない人でも案外作れるかもしれないから決め付けるのは良くないか。長所短所人それぞれなんだからね。例え今勉強ができても、案外性格のせいで社会不適合者になる可能性もあるし、勉強が出来なくても、案外柔軟な発想で将来一流企業の社長になれる人だって居るんだ。
「うんうん!流石にこんな貴重な地図、無くしたら結構痛いからね。.....!!!ノックス」
突如部屋の外から人の気配がし、即座に杖を握っては振って照明を消し、慌ててエリオットくんに静かにするよう口元を手で塞ごうとし
「....誰か来る!」
と耳元で小声で囁いて
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