三丁目のミケネコさん 2022-02-21 22:59:24 |
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「いやぁねぇー..そんな所なんだぁ、だから少し新しい情報に疎くてねぇ...あははっ」
(確かエリオット君..だっけな。その高級そうな服装、ぴっしり決まった髪型、上品な立ち振る舞い、皮のトランク...生まれは良いところのボンボンかな?なら孤児院育ちって言っちゃまずいかもしれないな。)
僕はそう思って居ながらもケラケラと笑い、誤魔化す。そしてエリオット君は僕と一緒に行動してくれると聞いて、
(今のうちに金持ちか、権力者の子供に媚びでも売って、多少繋がりを持った方が良い。何か他にトラブルにあった時に役に立つかもしれないしな。)
「えぇ本当に良いの!?ありがとう!!すっごい嬉しいよ!僕の名前はセシル!セシル・クレスウェル!!よろしくね!...あっ!あとこれ!今、飴玉しか持って無いけど、御礼にどうぞ!」
僕はそう明るく自己紹介して、エリオット君の手を掴んで飴玉を握らせようとし
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