三丁目のミケネコさん 2022-02-21 22:59:24 |
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知らないのかと、まるで周知の事実かの様に言う彼に僕は頷いた。
(孤児院にいた頃、シャーロットと以外の人にはまともに喋らなかったし、ずっと四六時中図書室に籠っていたのもあるから...そういう話は聞いたことなかっただけなのかもしれないな.. 流石にこれ以上誰とも交流しないとまずい。将来にも響くだろうな..)
そう考えていると、エリオットと名乗る彼は柱に突っ込もうとしてギョッとし、慌てて引き留めようとした
「ちょ!!????あぶないっ!っ...え..嘘でしょ......」
だが気づいたらエリオット君はもう既に柱の中に入ってて、それは本当のことだと知った。
(うそだろ..本当に入ってったよ..)
発車時刻は段々と迫って来る、僕はここでずっとたってる場合ではないので、エリオット君の後を追いかけ、少し距離を離して、カートと共に一気に柱に突っ込んだ。驚く事に、簡単にプラットフォーム9と4分の3に入る事ができて、感動で唖然してしまう。入ってった先でエリオット君の姿があって、パァっと嬉しそうに駆け寄って手を取って
「す.....すげぇぇぇぇぇ!!!君超天才じゃん!!!うわぁぁ!!ありがとう!!ありがとう!!これで何とか無事にホグワーツに行けるよお!!」
とオーバーなリアクションをするが、それ程に助かったのは事実で、そう感謝を述べて
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