三丁目のミケネコさん 2022-02-21 22:59:24 |
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「うんうん、僕は紅茶の方が良い...紅茶も少しカフェインとか入ってるから、代わりに眠気覚ましになるらしいし、もう二度とコーヒーは飲みたくないや...ポリジュースって変身薬...だったよね...!作るの校則違反なんだ...まぁ確かにみんなみんな別の誰かや、別の何かに変身してたら絶対学校側も手に負えないよね!」
まぁ、紅茶は茶葉を買う金は無いから、あまり飲めないけど、紅茶は偶に飲む。味は結少し苦くはあるけど、慣れれば結構美味しく感じる。紅茶がコーヒーの作用を完全に再現は出来ないが、もう作用より味の方が重視したいから、作用が少しだけ無くても、別に構わない。...元から苦い物、不味いものもそうだが、薬は1番に大嫌いだから絶対ポリジュースは絶対飲みたくないな...でももし何か起きたりして、飲まないと行けない状況なら仕方なく飲むけど...あぁ、それだとコーヒーも同じか。
「うんうん!マグルの運動って色々あるんだよね、水の中を泳ぐ、内容で名前もそのままの水泳、冬だとスケートと言って氷の上で滑ったりする運動もあったりするし、案外凄いんだよねー!楽しそうだよ!」
褒められて、えへへ...と照れる様に頬をかいて。そりゃ孤児院はマグルの孤児院出身なんだ、マグルの事は結構知っていたりする。全て知っている訳では無いが、生活ぐらいなら簡単に解説ぐらいならば出来るだろう。
「...あっは!言うねぇ~!全っ然おっけーだよ!負けるつもりは無いさ!エリオットくんも一緒に楽しも!」
そう、負けるつもりは一切ない。世の中大抵は結果で動くんだ、狡だってバレなければいいってことだろう?にししっと笑って見せて背中を叩き。エリオットくんは兎に角すごい家庭で生まれ、もしかしたら...いやきっと両親は色々と彼に期待を持ってるだろうね...でも、それ程に負けと言う事は恥ずかしいと感じるかもしれない。失敗は成功への第一歩って言うけど、エリオットくんは家名を背負わないと行けないから、もしかしたらストレスも溜まるし、楽しい事も存分に楽しめないのかも知れない。とても残念だな...まぁ、僕自身も足を引っ張ってやりたいほどつまらない性格はしてないし、エリオットくんと組むときは本気出すかなぁ!それでも負けたら...その時はその時だ!周りが笑えなくてもお互いが笑い飛ばせるような状況にしたいな!
僕は着替えを持ってシャワールームに着いた。僕は服を脱ぎ、蛇口を捻ってシャワーの暖かい水に当たり、身を清めながらエリオットくんの事を思い浮かべ
(金持ちってあまりいい印象持ち合わせてないけど、エリオットくんは結構良い子だったな。まぁ、もしかしたら僕が裏を知らないってだけの可能性が大きいけど、案外...案外今だけ良ければ、それだけでも良い..かも?いやいや、ダメだ!気を引き締めてないとダメだ!変に誰にも信用したらいつか足をすくわれる!....もう母さんが経験した事じゃないか。)
「もうちょっと頑張らないとな...」
ため息混じりにぽつりと口先から漏れ出す独り言に自分さえ気づかなくて
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