三丁目のミケネコさん 2022-02-21 22:59:24 |
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「へー??望む所だよ!!こんな馬鹿げた話でビビるものか!!」
(そう、そんな馬鹿げた話のひとつにビビってるのが今この状況なんだけど、自分でもわかってるけど敢えてその挑発に乗ってて気づかないフリで行こう。うん、それが一番良い。内心負けは認めてるけど、敢えて口に出さない方が面白いだろ、多分。偶に負けを認めずに相手に優位に立たせた方が何よりお互い面白みある関係紡げるし、絆を深められるかもしれない!知らないけど。)
僕はエリオットくんに続いて恐る恐るソファーに腰かけた。その座り心地の良さにびっくりして目を見開く
「!!!!柔らかい....いや当たり前か...でもそっか..そうだよねぇー...元気な子はこっちにも居るもんなぁー...学んだ魔法でソファーを爆発させたりする馬鹿も居ないと断定できないもんねぇ..」
孤児院でもソファーはあったが、僕はずっと図書室に籠ってばかりだったから、こんな心地良いのを座るのになれない。滅茶苦茶柔らかくて、気に入らなかったっていえば嘘になるけど、硬い椅子の方が落ち着きがあるかも知れない...孤児院のベッドだってほぼ使ってなかった、よく机や地面で寝てたのは、味わった屈辱と痛みを忘れない為だ。良い寝床も暖かい部屋もとてもありがたいけど、贅沢をすればする程きっともっと求めてしまう、そして、痛みを忘れてしまう。それはダメだ、過去の記憶は僕の地雷と同時に頑張る原料何だから、絶対に忘れては行けないんだ。そうだ、寮の部屋に入ったらベッドシーツを床にしこう。贅沢なベッドよりも少し冷たい地面の方が僕に合う。
「!!!か、カエルチョココンビ...?........ップ...!あぁごめんごめん」
先輩に変なコンビ名で呼ばれて思わず首を傾げた。コンビ名の由来も聞いて思わず吹き出してしまった。先輩にジロっと見られれば、笑いを堪え、プルプルと体を震わせて謝った。
「そっかそっか!2人部屋かぁ!.......二人部屋!?すごい珍しいねぇ!やったね、エリオットくん!!」
まさか二人部屋になるとは思わず、声のボリュームをあげてしまった。
(まさか二人部屋になるなんてねぇ…ルームメイトはエリオットくんだけはなんかほかの友人作るきっかけのチャンス減るなぁ.....でもまぁ良かった!体力無限にある元気がすぎる子が一緒に来られたら大変だもんね!眠れなくなっちゃう!)
僕は先輩に言われれば、時計の方に目を向け
「時間...?うげっ、8時半かぁ...結構遅いなぁ...うん!!早く行こ!就寝時間まであと少しだ!」
時間を見ればギョッと目を見開きそして、部屋に行こうと言ったエリオットくんの袖を引いて、先輩から鍵を受け取れば、荷物を手に、部屋に行こうとし
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