(数日が経ち、相手との約束の日。いつもの隊服とは違い、私服の浴衣の上から黒の羽織を肩にかければ、待ち合わせ場所に幾分早く到着したため、煙草を取り出し火をつけながら煙とともに溜息を吐き出し。) はァ…、遠足楽しみにしてるガキかよ。 (実は昨夜あまり寝付けず、若干寝不足を抱えながら、煙草を口の端に加えたまま呟き。自分がこんなにも子供だったかと、自嘲じみた笑いを零す)