門番 2022-01-22 17:59:35 |
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>75 黒猫
あ、ありがとう!
(自分の言葉を了承してくれたのか、彼女はそれ以上つついてはこないでくれた。安心しながら、笑みを浮かべてお礼をしてみせた。そして質問の答えを待つが、帰ってきたのは溜め息だった。いきなり何個もの質問をするのは、この人にとっては不快だったかもしれない。慌てて謝罪を、あくまで役の性格から外れないようにする。ごめんなさいとありがとう。反射的に出るのは幼い時のいじめへの唯一の対処法だったからかもしれない。謝り続けていたらいつかは終わったし、終わった後ありがとうございますといえばその後の学校での一日はかろうじて平和でいられた。恐らくその時の癖なのだろうが、現在ではこの癖に感謝している。どうやらこの二つの言葉は言いすぎて損はないらしく、むしろちゃんと言った方がよいそうだ。身についてよかったと思える。そして黒猫の彼女は、自分はこれからどうすればいいかという自分の問いに答えてくれた。それだけでとっても有難いとレイは思った。お茶会...楽しみだ。でもあまり多くの人と接するのは苦手だ。他に誰かいたらどうしようか。それと、やはり女王は居るようだ。全く恐ろしいものだ。)
あ、ごめんなさいっ。あと、どうすればいいか教えてくれてありがとう!お茶会か~素敵だね!
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