門番 2022-01-22 17:59:35 |
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>12 アリスタ
( 今日も誰かの誕生日ではない普通の日。何でもない日だからこそ、お茶会をする。賑やかなパーティーでなくとも、誰かと共に飲むお茶は特別美味しいのだ。そう、まさにお茶会で飲むお茶を用意していたときだった。どこからともなく聞こえた悲鳴にも似た声は、アリスの登場を示唆していた。明るく陽気なアリスとの出会いの前では準備など二の次三の次。辺りで暇をしていそうなトランプ兵に紅茶の用意を任せ、楽しげにスキップすら踏みながらアリスの前へと歩み寄る。楽しい不思議の国とは程遠い曇天。足元には枯れた草花。怪我はしていないだろうか。少々心配しつつ、この空気感にはそぐわぬ高く柔らかな声色にて歓迎の文句を口にして )
はぁい、アリスちゃん。お茶会へようこそ。
( / 確認と変更有り難うございます。お手数おかけしました。不備など御座いませんので、返答の文章を綴らせて頂きました。何か御座いましたらまたその都度お伝えください。背後会話への返答は不要です。)
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