刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( 母親の返答から“シュガーリー”と言うお菓子屋の存在が明らかになった訳だが、最も不可思議に思える遺体の傍にあった薬剤は未だ謎のまま。軽く頭を下げ玄関を出る間際に彼女の肩を軽く擦ってから相手と共に車に乗り込み。「…“どちら”であっても、最後まで立ち直る手助けがしたい、」道中、前を見据えたままポツリと口にしたのは悲しみにくれる母親の泣き顔が脳裏を離れなかったから。“当たり前”に居る人、日々が何の兆候も無く突如として消え失せる事の計り知れない喪失感は、隣に座る相手が誰よりも身をもって知っている事だろう。___シュガーリーはこじんまりとした、けれど鮮やかな看板が目を引く綺麗な外観だった。中に入れば沢山のお菓子が陳列されていてそのどれもが良心的な値段。お小遣いを貯めた子供が集まって来るのも頷けた。入口から近い棚の一つに“鮮やかなグラデーションの棒付きキャンディ”が売っていてそれを手に取る。「…子供が喜びそう。」と、小さく微笑み相手に軽く見せてから、店内に設置されている防犯カメラの位置を確認すべく頭を持ち上げて )
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