刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( 車内で相手の持つスマートフォンが着信を知らせれば前方を見ながらも意識の破片は其方に向く。その後出された指示の元向かった被害者の自宅には凡そ5分程で到着し、呼び鈴を鳴らせば憔悴しきった母親と思われる女性が玄関から顔を覗かせた。「レイクウッド署のベル・ミラーです。」と警察手帳を見せ相手と共に家の中へ。促され女性と向かい合う形で椅子に腰掛けて直ぐ、女性は涙ながらに『…私がもっと早く気が付けていれば…っ、』と、後悔を口にしたものだから、矢張りどれだけの年月、殺人事件に向き合って来たとしても心が抉られそうな気持ちになるのだ。大切に大切に育てて来たであろう我が子が、突然目の前から居なくなりもう二度と声を聞く事も笑顔を見る事も出来ない。「…貴女のせいじゃありません。」なんてまるでお決まりの言葉を掛ける事しか出来ず、けれど話は聞かなければならない。「__息子さんの事、お辛いでしょうが聞かせて貰えますか?」と鞄から手帳を取り出して )
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