刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( 相手から返って来た返事は予想していたもの。だからこそ胸元から静かに額を離し顔を上げると「だったら半分。__私の気持ちは少しも変わってないよ。」と答え。同じ経験をしていない以上物理的に痛みを分け合う事は出来ないとわかっていながらも、相手を1人闇の中に立たせるなど出来る筈が無かった。何年も前、心の奥底に閉じ込めていた妹を失った過去を吐露した相手に“一緒に背負いたい”と伝えた気持ちは僅かの変化も無く健在なのだから。___少しの落ち着きを取り戻した相手と共に再び眠りにつき、迎えた朝。柔らかな秋風が吹く今日、天候は晴れ。様々な薬を飲んでる中で余り胃に負担を掛けない様にと、普段淹れるブラックコーヒーでは無く多めのミルクを注いだマグカップを相手に手渡しソファに腰掛ける。同じ様にミルクと、相手のより多めの砂糖を入れたコーヒーを啜りながら向けたのは笑顔。「お昼頃に海沿いの見回りに行こうと思ってて。…警部補の同行があれば心強いんですけど、」数日前の病室での遣り取りを徐に、態とらしい敬語と役職呼びで以て計画を遂行させようとして )
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