刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( ストローを咥えながら入院では無く家での療養を選んだ話を黙って聞いていたものの、“もし”の後に続く言葉を直ぐ様察し唇を開き___言葉は続かなかった。100%と断言しても過言では無く“ホテルに泊まる”と言い出すと思ったのに相手自身で話を終わらせたからだ。思わず瞬きをし目前の相手を見詰めるも、此処で何か余計な事を言えば想定通りホテル泊まりを強行されかねない為、再びストローを咥える事で言葉を飲み込みつつ頷くだけで留め。メールの受診を知らせる音の後、相手が口にした療養の期限は1週間だった。直ぐに警視正からだとわかり、同時に己もまた彼の優しさと気遣いを感じた。厳しい所も勿論あるが、部下思いでお茶目な所もある彼は、きっと陰ながら相手の事を思っているのだろう。「…1週間か、」“1人で大丈夫”をまるで聞かなかった呟きを落とした後、カフェラテを両手で包む様に持ち膝の上に下ろし。「私も後半休み貰おうかな。家の中ばっかりだと気分も沈むだろうし。…謹慎処分中の療養だって事は勿論わかってるけど__海行きたくない?」此処には2人だけしか居ないものの、少しばかり声量を落として紡いだのは誘惑となり得るだろうか、1つの提案。何処となく悪戯な、または不敵な笑みと共に相手の表情を伺い見て )
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