刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( ___フロア内は直撃した台風の話題と仕事の話題が大半を占めていた。こんな日に強盗なんて空気を読めだとか、何故大人しく家に居てくれないんだとか。兎に角相手が非常勤勤務になった事は知って居たがその理由、今の症状までもを知る署員は居らず、唯一感じてる事と言えば“警部補の機嫌が余り良くない”と言う事だけ。そしてそれは最悪のタイミングで訪れた。数日前に担当した事件の報告書を相手に提出し、執務室を出る為扉を開けた丁度その時。給湯室から出て来た署員と、別の事に気を取られ視野が狭くなっていた署員が衝突し、持っていたマグカップが硬いフロアの床に落ちた。当然マグカップは音を立て割れ、中の紅茶は広がる。後を追う様にして『すみません!』と言う2人の謝罪と、少しの騒めき。___驚きこそすれど稀にある事。けれど“今の相手”はどうか。反射的に執務室の扉を閉め背後の相手を振り返り )
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