刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( ___目が覚めたのは相手が起きてから数十分後。枕元の携帯を開けば台風のスピードが想定より速く、今日の夕方頃には直撃となるであろう速報が入っていて、軽く寝返りをうち窓の外に視線を向ける事数秒。静かにベッドから降り寝室を出ればリビングに広がるコーヒーの香りと、相手の姿。「おはようございます。」と送った挨拶は普段よりもずっと声量の落ちたもので。洗面台で顔を洗い歯を磨き、朝の準備を終えた後は再び寝室へと戻る。そうしてリビングに戻って来たその手には冬に使う紺色のイヤーマフラーが握られていて、徐に相手の傍に寄るや否や、躊躇無くそれを相手の両耳を隠す様に頭に付け。「__少し変わる?流石に仕事中つける訳にはいかないけど、家に居る時は私しか居ないんだから。ね?」急遽の応急処置にしかならないかもしれないが、一先ず職場に行くまでのこの朝の時間が少しでも相手の気持ちを楽にするものであればと )
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