刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( 返って来た短い同意にはそれ以上言葉を続ける事はしない。相手の視線がメニュー表に落ちた事で己も並ぶ写真と文字を謎り__「…珍しいね。お腹減ってた?」相手が数多くある食べ物の中でキッシュを選んだ事で顔を上げると、記憶にある中では初めてのそのチョイスに一度瞬いた後再び手元のメニュー表へと視線を戻し「私は……ブルーベリーマフィンとカフェラテにしようかな。」粒の大きいブルーベリーがトップに散りばめられている良い焼き具合のマフィンの写真に口元を緩ませつつ、丁度通路を通った店員に2人分の注文を。___然程時間掛からずして頼んだ物が来ると先ずはカフェラテを一口。矢張り自分で淹れるよりお店の方が格段に美味しいと小さく息を吐き出す。マフィンもまたブルーベリーの甘酸っぱさと生地の風味が良い具合に混ざり合い、程良い甘さで美味だ。しかし___優雅な昼食の時間を楽しみながらも、頭の中がそれだけで占められる訳では無い。捜査中と言う事もあり考える事は山程あるのだ。「…容疑者を絞り込めない事に腹が立つ。」手元のマフィンを見詰めたまま珍しく少しだけ荒さのある言葉を紡ぐと、「誰に聞いても恨みを買う様なタイプじゃなかったって言うし…突発的な犯行だとしたら、監視カメラが付近に無いのは厳しいよ。」カフェラテをもう一口飲んだ後、やや抑えた声量と共に相手を見 )
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