刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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アダムス医師
( 少し前、とは言ったものの彼から電話を貰いワシントンで会ってからもう半年は経っているだろうか。刑事としての仕事を継続しているようだったが、レイクウッドに居た時よりも少し痩せた印象を受けた事はよく覚えている。何より相手から、薬の効きが悪いのをなんとかしたいと、まるで助けを求めるように珍しく電話が掛かって来たのだから。相手の口から出たのは、彼が当時訴えていた体調面の不安と一致するもので、離れて居ても彼が相手に不安を吐露出来ている事に僅かながら安堵した。『______身体に痛みが出る事があって辛いという事は、確かに話していました。薬の効きが悪くなっているようだとも、』少し考えた後に、当時彼と話した内容について告げる。『近くの大学病院は、精神的なものから来る不調にはあまり対処が出来ないと、少し離れた病院を紹介されたそうです。殆ど足を運んでいないようでしたが…同じ薬の処方なら、近い病院で受けられると言っていました。』ワシントンでは抱える不調を、直ぐに誰かに相談する事が出来ない環境に身を置いている事に対して自分も不安を感じていた。身体の痛み、其れも鳩尾付近の痛みを訴える事が多い為に自分が抱いた懸念については、相手に伝えて仕舞えば不安を増長させるだろうと、直ぐに口にする事はせず。 )
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