刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( 相手の背中に控え目に身を寄せた状態で深い深い眠りの中、夢も見なかった様に思う。__ふ、と意識が浮上し重たい瞼を持ち上げれば部屋の中には柔らかな光が射し込んでいて朝を迎えた事を寝起きのぼんやりとした頭が理解した。同時に今布団の中では1人では無い事を、そうしてこの温もりがもう数時間後には無くなってしまう事を思い出し細く吐き出した息の後、すぐ目前にある相手の背中を数秒見詰めてから徐に少しだけ上半身を起こして。「……」静かな朝を邪魔する気は無いのだが、欲してしまった温もりは今よりもう少し大きいもの。無言のまま片腕を相手の背後から前に回し、それと同時に頭だけを横になる相手の肩付近へ乗せる。全体重を掛けて乗っかっている訳では無いのだから、久々に相手と迎えた朝なのだから、とやけに自分に甘い言い訳を潜ませつつ、頬擦りをする様な、頭を押し付ける様な、そんな子供じみた動作を数回繰り返した後、にんまりとした笑顔のまま動かなくなり )
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