刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( ミラーからの電話を受け、気にしなくて良いと、今は目の前の捜査に集中しろと告げて電話を切ったものの心の何処かでは彼女の帰りを望んで居たのだろうか。明日という日をたった1人で過ごさなければならない事に酷く絶望した。記者たちも大勢集まってくるであろう明日、署に出てくるだけの気力もなければ周囲に迷惑を掛ける訳にはいかないと判断し1日だけ有給を取っていたものの事件から12年の明日を過ぎれば一切の報道陣が居なくなるとも限らない。寝不足と身体の不調により仕事に集中する事も出来ず、それでもせめて明日自分が休んでも支障がない程度に仕事を片付けてしまおうとその日も夜遅くまで署に残る事となり。 )
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