刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( あっという間に寝室へと消えた後ろ姿に小さな溜め息を吐き出す。何を今更。暗い部屋の中1人で眠る事に恐怖するのならばそれを少しでも和らげる方法だけを考えれば良いのに。ゆっくり眠れないだなんて、例え夜中悪夢に魘される相手に起こされる事になったとしても隣で眠れる事の方が何倍も嬉しくて安心出来るのだ。__結局そのままで良いと言われたシンクを片付け、眠る支度を整えると数分後には相手の後を追って寝室に入り。「エバンズさんの隣じゃないと、もうゆっくり眠れない。」軽く布団を持ち上げ相手の隣に横になるや否や、そんな訳あるか、と言われても可笑しくは無い言葉を小声でさらりと紡ぎつつ、暗闇の中で見える背中に片手を添え、静かに摩るようその手を動かして )
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