刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( 簡単に飲める様にと常備されていたスティックの中の粉をお湯に溶かすだけで出来上がるコーヒーを作り上げ、マグカップから立ち昇る湯気と香りに幾許は表情を緩めた所で起きて来た相手から朝の挨拶を受ければ「おはようございます。」と返しつつ相手の分のマグカップも用意すると同時に何となしに向けた視線の先、普段より数の多い薬が目に止まれば「…!、ちょっ、」と、止めようとするも既に遅し。薬は相手の喉を通り胃に落ちたであろう後で。「次は堂々としすぎ。」じっとりとした視線と共に隠れて薬を飲んでいた時とはうって変わりの行動に態とらしい溜め息を吐き出してから、けれどももう飲んでしまった後なのだから吐き出せと言う事も出来ずに、今回だけはグダグダ言うのを堪えては相手の分のコーヒーを手渡して )
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