刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( 入院する前に常々感じていた相手に纏う疲労感も、目の下にしがみついているような隈も、そのありとあらゆる負のエネルギーの様なものを今は感じない。3日という短い期間ではあったがきちんと寝てご飯を食べ文字通りの休息を果たした事が見て取れた。嬉しさと安心を織り交ぜた控えめな笑みを口元に宿し椅子に腰掛ければ膝の上で鞄を抱えつつ「認めたよ。凶器も海に捨てられたのをたまたま近くを通った車のドライブレコーダーに映ってて、ちゃんと見付かった。__エミリーは殺される予定じゃなかったんだって。子供達を殺せばエミリーが戻って来てくれるんじゃないかって思ったらしい。…勝手だよね。」凶器の事、供述の事、この三日であった相手に伝えていなかった事を一つ一つ語る様に伝えていき。話が終わったタイミングで鞄から“エネルギー供給”と書かれたブルーベリーヨーグルトを取り出しては「食べ物のお土産もちゃんとあるよ。これ一つでいい栄養とれるんだって」とスプーンと一緒に台上に置いて )
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