刑事A 2022-01-18 14:27:13 |
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( 署の駐車場に車が停まり、いつもならすぐに降りてフロアに戻るのだが今日はエンジンが切れてもドアを開ける事は無く座ったままでいて。涙を溢す事も何かを語る事も無く、必死に感情を押さえつけるように車を走らせていた相手だが心は疲弊しきっているはずだった。捜査を任された初日から酷く心を擦り減らしてしまう程凄惨な事件、相手にとっても衝撃が大きいのは当然で。「…どう足掻いても亡くなった人が戻る事は二度と無いが、それでも遺族は犯人を逮捕してくれと俺たちに縋る。悲しみを取り払う事は出来なくても、犯人が裁かれて、ようやく何か一歩を踏み出せる事もあるかもしれない。___それが俺たちの存在意義だと、俺は思ってる。」暗い車の中で、前を見据えたまま静かに口を開く。自分達は無力だと心が押し潰されそうになる事は何度もあるが、犯人を逮捕する事で開ける未来があるはずだと、自分の考えを口にして。同時に涙や感情を押さえつけて、心が壊れてしまってからでは取り返しが付かないという事も知っている。優しい言葉こそ掛けないが、器が一杯になって溢れ出す前に相手にその事に気付いて欲しくて。 )
(/2人の関係性もしっかりしてきて、エバンズの抱えている物がミラーに露見するシーンが近いかと思うのですが、イメージやご希望などありますでしょうか?タイミングとしては2人きりの残業中が最適かと考えていますが、心の方であれば前に少し話したような仮眠中の夢きっかけや、夜で薬の効果が薄れていたタイミングで急にフラッシュバックしてしまうとか、教室内の監視カメラの映像を確認していて銃声がきっかけになるとかが思い付きました。ミラーの目の色と妹の目の色が同じだったというのも設定としては良いかもしてないとも思っています。体調の方であれば単純に具合が悪くなって薬の存在がバレるとか、より大事にするのであれば倒れて病院に同伴するとかが妥当でしょうか?。)
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