学園長 2022-01-06 16:28:38 |
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─世界観─
東京の郊外、“認められた者しか抜けられない”生い茂る竹林を抜けると、大きな鳥居が待ち構えそこを通ると近代的かつ似つかわしくない建物が見えてくる。
名を─百夜学園都市─
学園都市となっており、鳥居越しからとは想像がつかない程の広さを誇っておりあらゆる商業施設等が存在し、見た目は近代的だが何処か懐かしさも感じられる古き良き外見となっている。
そんな都市の中心部に位置する、四方を立派な木製の門に囲まれた学園は齢12~18まで学び舎を共に過ごす事になる。
弱い12を迎えた者で資格のある者は誘われ此処に集う。
誘われるのは“人間のみ”─
それだけで十分。
「変な噂?」
「そうそう。あの百夜学園の噂」
昼と夜、日が沈み空が白んでいく。
どちらの顔も持つ学園は昼夜授業が行われるが、それを受ける者は少し異なる。
昼の学園、人間の手や鞄には物騒な物が常に存在し陽射し暖かな昼間でも少しばかり異様な空気が漂う。
夜の学園、帳落ち闇に呑まれた学園は妖しい灯りが浮かび上がり集う者は異様な気配ばかり。
そんな学園には派閥が存在し、常に小競り合いが続いている─闘いという方法で。
だがそれには条件が一つ。
「人間だけじゃないんだって」
「妖怪がいるんだって」
派閥はそれぞれ四つ。
【四鬼組】
【天狐組】
【大蛇組】
【鴉丸組】
学園の頂点を目指して争っている。
派閥の長と組にいる者は妖怪。
だが、それだけじゃない。
争いをするにも、学園の生活において必ずパートナーが必要となる。
そのパートナーを務めるのは、人間─
昼は人間の授業、五教科の他に経済学、政治学、妖怪学、戦闘学を学んでいる。
夜は妖怪の授業、五教科の他に経済学、政治学、人間学を学んでいる。
それぞれ昼と夜で授業は異なるが、出入りは昼夜間ともに自由でパートナー同士一緒にいることも可能。授業に関しては派閥関係なしに均等的にクラスに分けられている。
寮は派閥ごとに棟が分かれており、部屋割りはパートナー同士となっている。
部屋の広さはとても広く、寝室、リビング兼ダイニング、シャワールームを設備している。寮それごとに、大浴場と食堂、娯楽室が存在し自由に使うことができる。
※暫しお待ちを※
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