地雷女 2021-12-19 23:10:59 |
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冬と夏は同じ裏路地に捨てられ、道で空腹を訴え泣く二人を親切な人が拾い、そこから同じ孤児院に引き取られた。孤児院でさも当たり前のように意気投合し、気付けば一緒に居なければならない大切な存在に。ただ冬は夏以外の人を信用しきることが出来ず、孤児院を十歳の頃に夏の小さかった手を引き脱走。この時の夏は嫌がることなく手を振り払うことなく着いていったので、お互いに中々依存している様子が見られる。それも頷ける環境が背景にあり、二人で笑顔を浮かべて暮らせる世界を望む夏と二人だけで暮らせる世界を望む冬。夏は冬の気持ちを理解してあげれるのは自分だけだと分かっている為、何をされても拒否しきれずされるがまま状態だが為せば為ると信じている。
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