【ウマ娘】影ノ足跡

…はい、覚えました…
では、改めてよろしくお願いします…笹原トレーナー。

( 彼の名を聞き忘れない様にと覚え、改めてこれから自分のトレーナーとなる彼に頭を深く下げた。この選抜レースを走ったことで気持ちの整理は出来た、自分も知らなかった走り方を知った、でも今また彼女を追い掛けても、追い越すのは愚か髪さえ手を伸ばしても触れられないだろう。このレースは自分を知ること、このレースで自分は全然まだ足りないことに気付くことができた )

…ぁ、すいません…少し、疲れが…。

( 初めて他のウマ娘たちと、それも多くの人に見られながら走ったこと、そしてさっきまで何人かのトレーナーに囲まれていたのも重なり、急に疲れが襲い掛かり少しフラついてしまった。額に手を当てながら、何とか彼を視界に入れながら )