主(賢さG) 2021-12-15 19:00:34 |
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そうか、今日まで返事を焦らされどうなることかと思ったが、それを聞けて安心した。この選抜レースを走った事で気持ちの整理はついたようだな
(まさかここに来て断られるなんてことはないだろうと確信めいた気持ちはあったが、それでも彼女が選抜レースの後を指定したことの意図がわからなかった以上、もしもの可能性も考えていなかった訳ではなく、本人の口から今日こうきてハッキリした返事が貰えたことでようやく安心出来たと口角を上げながら冗談めかして言って。なんにせよ、この選抜レースが彼女にとって何かしらの意味があったことは確かであり、その結果自分の担当ウマ娘になる事を選んだというのは間違い無さそうだなと頷き。「ん?ああ、ウマ娘に改まって名乗るというのはなんか変な感じだな……俺は笹原修司だ」名前を尋ねられたことに意外そうな顔をする。何故ならこれまで担当してきたウマ娘たちは自分のことを揃って『トレーナー」と呼んでいたし、名前を聞かれるという事もなくレースの手続きなどで書類を見てそこで初めて知られるなんてこともザラにあったからで、少しばかり不思議な感覚になりつつも彼女へと自己紹介をして)
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