主(賢さG) 2021-12-15 19:00:34 |
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だが、前より確実に良くなっている。タイムを見たところ、時計の感覚は少しずつ身につきつつある。問題はなまじ体感で理解しつつあるだけに辻褄を合わせるために速度を緩めたり、がむしゃらにペースを上げようとしてそれで失敗をしているといったところかな?
(彼女自身は自分の出したヒントを理解出来ず未だに苦心しているようだが、彼女自身が思っているよりも成果が上がりつつあると、あくまでもデータを見ての判断にはなるがそう考えて問題ないと自らの見解を述べて。その上で、今の彼女の問題点は恐らくここではないかという部分を指摘しては本人にもそういう意識があるのではないかと確認をとるように尋ねて。これまでヒントを小出しにしたり、抽象的にしてきたのは彼女に考えさせることが目的だったりもしたのだが、この段階まできたらむしろこのトレーニングの意図を彼女に説明し理解し納得してもらった上で臨んで貰った方が本人の為になるだろうと考える。「もう薄々感づいているとは思うが、このトレーニングの真意は時計の感覚を完璧にモノにすること、ひいては効率のいい走りの追求ということになる。カフェの脚質的に最後の直線までいかに足を溜められるかが明暗を分けるからな、温存の仕方を感覚でなく理屈で理解するんだ。ペースを乱さないフラットな走りで軽く流すのが一番足に優しいが、それも先頭との距離感の目算を誤れば手遅れになりかねない…だからこそ今の自分の走りならどの位置までなら届くか、自分がスタートからゴール板を駆け抜ける姿まで完璧にイメージ出来るまでになる必要がある、高いハードルだがゴールが見えれば多少は心持ちも変わるだろう」恐らくは彼女にとっては途方も無い目標のように思える事だろう、タイムを揃える為の無駄を削ぎ落とした走りが温存に繋がるという自分がこのトレーニングを通して伝え身につけてもらいたいことを全て話して、ここまで話せばペースをいかにして一定に保つかが鍵であることはすぐに実行が出来るかはともかくとして彼女ならば理解することは出来るだろうと考えていて)
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