主(賢さG) 2021-12-15 19:00:34 |
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…わかりました。このまま放置という訳にもいきませんし…私だけでは、処置をするにも厳しいでしょうから…。
( この状態に思ったより状態は良くない、そう呟く彼の一言に初めてこの状況の悪さを知る。ある程度良くはないとは思っていたが、そこまで生活やレースに大きな支障は出ないだろうと甘く見ていた。このまま隠すことが出来ないとなれば、引き続き何の処置なく過ごすのは愚策だろう。そして自分一人だけで処置を続けるというのも、きっと十分な処置は施せないとも思う。ここは彼の知識に頼る他はないと判断して、処置の方は彼に任せることを選択した。「…しかし、よく気付きましたね…。一体何から、察することが出来たのでしょうか…理由は何であれ、トレーナーさんは鋭いですね。…どんなことも、隠し事は意味をなさないくらいに…。」何からこの状態であると察することが出来たのか。そしてこれに気付いたのは先程なのか、それとも前からなのか。理由は何でも、やはり研究者の名も持つトレーナーだけあって、彼の目は確かなものなのだろう。そして適切な処置を出来る、ウマ娘に対して必要なスキルを持つ彼の様な者を、世間はベテランと呼ぶのだろうか。他のトレーナーは、彼をどう見ているのか評価しているのか、ふと気になったが…それは今は聞かないことにした )
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