主(賢さG) 2021-12-15 19:00:34 |
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…ただの昼食がきっかけのお出掛けなのに、色々ありましたね…。
( 彼の手を離してしまわない様に気を付けながら、警戒しつつ進んでいく。結局、学園に着くまでの道のりは特に何もなかった。ただ戻ってきた時にはもう陽が沈む前くらいの時間帯になっていた。休日だからということで外食をしようという小さなきっかけから、散歩に本屋、帰りは人気のない道を選んだ為少し遠回りになり、そしてアレに襲われてと、一度の外出でこんなにも何かが起きるとは思っていなかった。ただ、充実した時間であったとは思う。久々に好きなお店に行けたことや、普段見られないトレーナーの一面も見ることが出来た。学園の門の前に着き、「…この後、どうしますか…?時間も十分ではなくても、一つくらいなら…何か取り組めそうですが。」と問い掛ける。少し疲れはあるが、練習をする体力はまだまだある。あまりないのは時間だけで、次の行動が今日自由に使える最後の時間になるだろう。それに、彼自身もきっと疲れも少なからず溜めているとは思う。何せ、先程あの様なことが起きたばかりだ。そしてウマ娘の練習にも全力で付き合う彼だ、戻ってすぐの練習は堪えるのではないかと考えてしまう以上、自分が勝手に判断することは出来ない。結局また相手に判断を委ねる形になってしまうが、これからどうしようかと問い掛け、その返事を待つことに )
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