主(賢さG) 2021-12-15 19:00:34 |
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なるほど…トレーナーさんは、様々なものから考えを得るのが得意なのですね…?
(目的の本はどんなものなのか知れば、彼は様々な内容から練習などに使えるトレーニングや研究の促進となるコツなどを掴むのが得意なのだとわかった。あの特殊な蹄鉄を使った練習や、研究室に溢れている大量の資料も、そういったものを参考にして、そこに自身の考えを取り入れて完成させるのだろう。彼がウマ娘を鍛えるための本気度は、やはりと言うかかなりなものであることは嘘ではないだろう…勿論、自分はその本気度が嘘じゃないことは遠に知っているし、疑ってはいない。ただ、改めてそう感じただけだった。「読書、ですか…?ええ、本はよく読みます。本には、知らない世界が広がっていますから…没入出来るものも他にも、いくつか──」彼からの質問を受け答える。読書は好きだ、小さい頃にもよく読んでいた。自分が知っていることや知らないこと、あり得ないことも本を開けば見ることや感じることが出来る。そして没入出来るものもいくつか…と答えようとした時 )
っ…!…ぁ、す…すみません…。
( 突然手を取り引き寄せられたことに驚き、動かしていた口もピタリと止まる。空いていた距離も縮まり、先程よりも相手の表情や声は見やすく聞こえやすくはなったが、彼の手に触れている状況、そしてその状況を人が通るなかということも重なり自分でもよくわからない感情が渦巻き黙り込みを決め込む。見られてなくても、周りがよく見えてないせいか周囲の者が此方を見ているのではないかと思い込んでしまう、そのため周りを見渡す余裕はなく前と彼の方へと視線を向けるしか出来なかった )
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