主(賢さG) 2021-12-15 19:00:34 |
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…想定していたより、早く来ましたか…。
( 彼が足を止めた理由はすぐに理解できた。アレがまた来た、それも想定より早い。今回は扉の向こうではなく、すぐ背後に居る。それに、やはり狙いはトレーナーである彼であるのは確信出来た )
トレーナーさん、ここは落ち着いて…アレが去るまでやり過ごしましょう。…決して後ろは振り向かず。
( アレが消えるまでやり過ごすべきだと彼に伝える。余計に動いたり、アレの声に応えたり、怒ったり振り向いてはならない。アレを刺激してしまえば、何をしてくるかわからない。「…私が居る限り、アナタには危険な目に遭わせませんから。」後ろに意識を向けてしまわない様にと彼の前に立ち、じっと相手の目を見つめる。もし、連れ去ってしまおうとしてもすぐに引き戻せる。駄目だった時など考えない、ただ今は彼の安全の為だけに集中する。そしてアレが現れてから暫くすると、不気味だった雰囲気も消え、アレの姿も消えていた。また難を越えられたことで、ほっと安心する様に一息吐き。「…やり過ごせましたか…トレーナーさん、大丈夫でしょうか…?」と首を小さく傾け、自身に何か異常はないかと聞いてみて )
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