委ねて、捧げて〆

＞澄

［千］

気にしなくても…って、そういう訳にも行かないよね。
（彼女のキャップを被せられ、少し眉をひそめる。幼馴染と公表しているのだから気にしなくても良いだろう。そう思い口を開くも、直ぐにマネージャーと相方に言われた言葉を思い出し、目を閉じ上記を。変装しなければならないのは分かっているが、少しばかり不満が募る。変装しなければならない、と言う不満に溜息を付きながら、「うん、そう。…隠れた名店とか、なんとか。」と彼女の質問に答え。）




＞虎於

［美桜］

…まぁ、そう、ですけど…。
（聞き慣れた声にビクッ、と肩を上げ驚く。恐る恐る声のする方を向けば、最近自分をやたら誘ってくる人物で。少し目を逸らしながら上記を述べ。彼が悪い人では無いということは分かるものの、何故自分のような女を誘うのか理解できず、遊んでいるだけだろうと思い、断っている。が、少しばかりしつこい。だが、一度誘いに乗れば諦めるかもしれない。少し考えた素振りを見せては、「…良いですよ。…高くないのなら」と彼の誘いに乗り）