Devil 2021-11-21 21:57:27 |
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( 珍しく相手の同意を得れば、それはそれは嬉しそうに微笑んだ。アルコールで思考が通常通り働きはしないが、酷く酔っているわけでもなく、相手の言葉は1つ1つ理解している。ソファーにもたれながら先程言われた通り水も補給しつつ、送るか?との問いに重い頭を持ち上げた。)
……キミが、いいなら泊まる。
ありがとう。でも、キミの家なんだし、僕はソファーで十分さ。
( 段々と睡魔がやってきたのか、頭同様に重たい瞼をかろうじで開けながらそう言う。家に帰って1人で床に就くよりも、甘えていいのなら相手の傍で寝た方が気持ちの良い眠りにつけるだろう。自分の家と違い煙草の香りもする家だが、それでいても妙な心地良さがある。
しかし、ベッドを貸すと言われれば、礼を述べながらもそこは丁寧に断って、欠伸がてら徐に伸びをした。)
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